古墳時代の政治構造―前方後円墳からのアプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 336p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784250204104
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C3021

内容説明

約5200基の前方後円(方)墳―その差異と共通性から浮かび上がるものとは。3~5世紀における各地の首長墓を墳型・規模・副葬品・立地条件など詳細に復元、その変遷過程の画期と意味をさぐり、政治構造の解明を試みる共同研究の成果。

目次

第1章 各地の首長墓系譜とその特質(畿内五大古墳群の特質;播磨の前方後円墳とヤマト政権;吉備の首長墓系譜;讃岐の古墳時代政治秩序への試論;濃尾の首長墓系譜の展開と特質;陸奥の首長墓系譜)
第2章 前・中期古墳の諸問題(古墳の立地とはなにか;前期前方後円墳の築造頻度と規模構成;二つの前方後方墳―群構成からみた東海の前方後方墳;前方後方墳の変質;帆立貝型古墳の特性)
第3章 古墳時代の政治動向(大和政権の変質―古墳時代中期政治構造への試論;後期前方後円墳の時代;倭の「古墳」と東北北部の「末期古墳」;古墳時代研究における「首長」概念の問題)

著者等紹介

広瀬和雄[ヒロセカズオ]
奈良女子大学

岸本道昭[キシモトミチアキ]
龍野市教育委員会

宇垣匡雅[ウガキタダマサ]
岡山県山陽町教育委員会

大久保徹也[オオクボテツヤ]
徳島文理大学

中井正幸[ナカイマサユキ]
大垣市教育委員会

藤沢敦[フジサワアツシ]
東北大学
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