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内容説明
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藤島基季(ふじしまもとき)、小学5年生。自分でいうのもなんだけど、わたしは「まちがえないこと」には自信がある。学校生活も、父子家庭の運営も、キチンと計画的にやっている。そんなある日、親戚のお医者さん、クルミ先生の家で数日をすごすことになって、「まちがえない」わたしの人生に、一大事件がまきおこる――! 思う通りにならないこともあるけれど、読めば明日が楽しみになる物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
38
娘さんが借りてきた本を横取り。娘さん読んだ後何も言わなかったんですが、昨日夕飯の時に「シングルマザーは多いけどシングルファーザーはいないね」というので、ははあ…この本で彼女の琴線に触れたのはそこなのか、と。確かに周囲はシングルマザーの方が多いけれど、一番身近の友人がシングルファーザーなことを娘さんは忘れていて、「この間クリスマスに一緒にご飯したじゃん、シングルオトンと」と言ったらすごくびっくりして、「ああ!近すぎてわからなかった!」…そんなもんなのかもなあ。2022/02/03
うー
18
パパの出張中、小5のモトキは内科小児科クリニックを開業してる親戚クルミさんの所に行くことに。なりふり構わず患者優先、他は無頓着のクルミさん。モトキは良かれと思ってクリニックの宣伝を提案するが、、、。両親が離婚し、地雷を踏まないよう話題選びも気をつかい常に「まちがえない」事に重きをおくモトキが辛すぎるぞ。本音を出せる場所ができたからこれからは周りに甘えて欲しいなあ。令丈さんのご実家は開業医だったそう。2022/07/17
なま
14
★3.5 父親が出張で父子家庭で育つ小5の基季はいとこで内科小児科を開業したクルミ先生の家に4日間行く事に。家事を一切しないマイペースで個性が強いクルミ先生と予定から逆算し計画的に物事をすすめ、生活環境から気を使い「まちがえたくない」基季を描く。 クルミ先生の謝罪場面、言い方に難はあるが「間違い」の基準は一体何?全てを分類分けは出来無い。対話・会話でお互いの考えを伝え合う事は重要。また、あとがきで令丈さんが作家と医師の選択を迫られた箇所が決められた中からの選択では無く、他の選択肢は無いか?と考えさせる。2022/07/20
hautan
11
図書館本。妖怪コンビニの作者さんのYA本。ドタバタ感があっあったけど何だかホンワカするシーンもあり楽しく読めました。もう1冊借りているのでそれも楽しみです。2021/09/29
クサナギ
8
うちの長男が主人公みたいな性格なので親近感…ちなみに私はクルミ先生タイプかな???2021/06/04