出版社内容情報
なかなか赤ちゃんに恵まれない!と「妊活」を始める人が増えています。妊娠しにくい理由はさまざまですが、その大きな原因のひとつは「腸」にあります。さまざまな不妊治療に踏み切る前に、まずお母さんになるあなたの「腸」を健康にしてください。それだけで赤ちゃんが来てくれたという例も珍しくはないのです。さらに、お母さんの腸の健康は、生まれてくる赤ちゃん自身の健康にも直結することがわかってきています。特にアレルギー、アトピーなどの発症は、「お母さんの腸の状態」と密接な関係にあると考えられるのです。生まれてくる赤ちゃんの将来まで考えた「腸妊活」をぜひはじめてください。発行:ワニ・プラス発売:ワニブックス
内容説明
「できない」と悩む前に、きょうからできることがいっぱいある。「いい腸」になると妊娠力が上がる。洗浄便座、ビデの使い過ぎは不妊になりやすい。お母さんの腸内細菌は赤ちゃんに受け継がれる。「バッチイ遊び」が子どものアレルギーを防ぐ。食生活から腸を変えよう。
目次
1章 腸がよければ、妊娠力も上がる(「子宮」の祖先は「腸」である;6組に1組のカップルが不妊症 ほか)
2章 母の腸内フローラがわが子の健康を決める(母の腸内細菌はわが子への一生もののプレゼント;アレルギーはなぜ起こるのか ほか)
3章 男たちよ。ちゃんと男性力を発揮していますか?(日本人の性がアブナイ!;一緒に寝て、なぜ何もしないの? ほか)
4章 腸を元気にして、妊娠力を高める「食」習慣(ミトコンドリアエンジンと解糖エンジン;卵子や精子が老化しやすい理由 ほか)
5章 生活・考え方を変えれば、妊娠力も変わる(女性の「冷え」は妊娠を遠ざける;「ピンクの部屋」で過ごすと女性は若返る ほか)
著者等紹介
藤田紘一郎[フジタコウイチロウ]
1939年、旧満州生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。東京大学医学系大学院修了。医学博士。金沢医科大学教授、長崎大学教授、東京医科歯科大学教授を経て、東京医科歯科大学名誉教授。専門は寄生虫学、熱帯医学、免疫学。1983年、寄生虫体内のアレルゲン発見で小泉賞を受賞。2000年、ヒトATLウィルス伝染経路などの研究で日本文化振興会・社会文化功労賞、国際文化栄誉賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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