- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > TV映画タレント・ミュージシャン
- > 芸能界
出版社内容情報
アイドル帝国はいかに築かれたのか――1968年にジャニー氏と出会った著者が知るエピソードをもとに彼の実像に迫る。
内容説明
滝沢秀明の引退、嵐の活動休止、新会社設立…など、誰も書けなかった肉声を独占掲載!ジャニー・擴・喜多川の秘話、揺れるジャニーズ帝国の真相をジャニーズ取材歴50年の著者が初めて赤裸々に描く―。
目次
序章 悲しき楽園の始まり
1章 ジャニーと「嵐」と滝沢秀明の距離感―「後継者」の意味を問う
2章 異能の男、誕生の謎―日本芸能界を手玉にとる策略
3章 偏見と屈辱に塗れた時代―誰にも知られたくない正体
4章 姉弟の毀誉褒貶―家族の絆の果て
5章 ジャニーズ事務所の有為転変―照る日と曇る日
6章 苦難の先に見た楽園―まだ道は続くと信じる
7章 異色の道を選ぶジャニーズたち―素質を花咲かすジャニーズ
終章 楽園の終焉へ―好きな子しか選ばない内幕
著者等紹介
小菅宏[コスガヒロシ]
作家。東京都出身。立教大学卒(在学時シナリオ研究所修了)、集英社入社。週刊・月刊誌歴任後に独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
西澤 隆
7
HIV上陸初期に感染したかもしれないひとへ検査を呼びかけるために「某ソープランドを利用した人」ではなく「身に覚えのある人」と表現したニュースがあった。この本でのジャニー喜多川サンのある部分への表現は間接的で、あの言い回し的奥ゆかしさだなとふと思った。自らの好きなものをもっと輝かせたい。実務部分を兄妹に切り離して自らは自らの「楽園」の住人をどんどん選び、育て、仕込む。ある意味「男のロマン」だよなあ。あまり「暴露本」感はなくむしろ淡々とした手触り。確かにこの内容は、生々しく語られたらシンドイだろうな、きっと。2019/08/06
乱読家 護る会支持!
5
「才能を感じた素材(少年)でも、僕は好きになれない子には興味は湧かない」。自分が愛し抜いた少年(性指向)を芸能界の舞台に上げて、成長させていくビジネススタイル。 僕が、ジャニーズのタレントさんに、中性的で男っぽさを感じないのは、「ジャニー氏が彼らを好きになるかどうか」「彼らがジャニー氏を受け入れれるかどうか」のプロセスを経てきたからと思う。日本社会では、少年だから許されるのであって、少女にやったら大問題になるんでしょうね。でも、自身の性指向、性嗜好を最大限に生かしてのビジネスの成功は羨ましい限りです。。。2019/08/29
ヤエガシ
1
ジャニーさんの生い立ちから、ジャニーズ事務所に所属したスターたちとの数々のエピソードが本書には盛り込まれているので、それだけでも読んでいて十分に面白いんですが、「スターを見つける」という神通力を持った老人が、現代において、自身の好みの美少年たちを育ててビジネスで成功し、その成功の果てに美少年たちとの楽園を作りあげたという事実が、もう「小説より奇なり」という感じで、圧倒されます。2019/08/13
knk
1
【37冊目】【異能の男ジャニーズ喜多川〜悲しき楽園の果て〜】 7/28読了 半世紀に渡ってジャニーズの取材をしてきた著者がジャニー喜多川さんや、ジャニーズの裏の顔を書いた暴露本。 舞台上でかっこいい姿を見せてくれるジャニーズアイドルの裏の顔を知れるから面白かった😏😏 2019/07/28