内容説明
明治維新後、なぜ日本は次々と大国に戦いを挑んだのか?「日本の戦争」が世界を180度変えた!封印された史実が示す、壮大な人類史的意義。
目次
第1部 日清戦争
第2部 北清事変
第3部 日露戦争
第4部 日中戦争
第5部 大東亜戦争
第6部 日米戦争
著者等紹介
黄文雄[コウブンユウ]
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業。明治大学大学院西洋経済史学修士。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。1994年巫福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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xuuhiro
1
読了m(_ _)m この本で提示されている事実の開示 分析 総括を、台湾人である著者に任せ切りなのがが、非常に口惜しい。(著者の講演も聴き、本も何冊か読んだ上ですが) 全国民刮目して熟読すべきである2017/02/10
風見草
1
1930年代の中国政策について、冀東・冀察・南京の親日政府に言及しながら「北支分離工作」について一切言及がないことに驚愕。また、本書は、対中介入を「支那の覚醒」のためと言うが、これは、所謂「白人の重荷」とは何が違うのだろうか。一方で、江華島事件は黒船と同じ砲艦外交だとか、仏印が東南アジアの交通の要衝であると指摘しそれ故日本の北部仏印進駐は欧米に危機感を与え経済制裁(ABCD包囲網)の理由となった、など、まっとうな記述もあるにはある。指摘したい事はまだまだあるが、いろいろと気をつけて読む事が必要な本である。2012/06/24