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氷と炎の歌
七王国の玉座〈上〉―氷と炎の歌〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 446p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152084576
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

季節のバランスが崩れ、夏と冬ばかりが何年も続く「七つの王国」。かつての王ターガリエン家を退位させてから、スターク家、バラシオン家、ラニスター家ら王国の貴族たちは不安定な休戦状態を保ってきた。ところが、現在の王ロバート・バラシオンが幼なじみのエダード・スタークに補佐役「王の手」を任命してから状況は一変する。首都キングズランディングで渦巻く王権を巡る貴族たちの陰謀は、エダードとスターク家の子供たちを次第に巻きこんでゆく。一方、南方の草原では「ドラゴンの子孫」を名乗るターガリエン家の末裔が騎馬民族と結託して、王座の奪回を狙っていた。また王国の北側を守っている「壁」の向こうでは、人知を超えた邪悪な力が蠢き出し、七王国に長く厳しい「冬」の予感が漂い始める…。ローカス賞受賞の大河ファンタジイ「氷と炎の歌」、ついに日本上陸。

著者等紹介

マーティン,ジョージ・R.R.[マーティン,ジョージR.R.][Martin,George R.R.]
1948年、アメリカ・ニュージャージー州ベイヨーン生まれ。幼少年期からコミックスとSFを愛読し、71年、短篇“The Hero”でSF界にデビュー。「ライアへの賛歌」(74年)、「サンドキングズ」(79年)、「龍と十字架の道」(79年)等の短篇でヒューゴー賞を受賞、SF作家として確固たる地位を築く。シリーズ“氷と炎の歌”でファンタジイに本格的に乗り出し、既刊はいずれもローカス賞ファンタジイ長篇部門を受賞、ベストセラーとなっている

岡部宏之[オカベヒロユキ]
1931年生、1953年静岡大学文理学部卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

61
ドラマ『ゲーム・オブ・スローン 冬の狂風』を観始めたので復習のため、再読。あんなにオドオドしていたダニーやジョンが強くなるなんて。そしてティリオンが登場すると和みになるからホッとします。それにしてもキャトリンはやっぱり、子を想う余り、現実に目を向けない点ではリサと同じ血を引き継いでいるのだな。第1巻の不気味な序章の意味、各名門の家訓や出自を改めて読むと今後、展開された内容の示唆性に天を仰がざるを得ない。しかし、酒井明伸氏の訳とドラマ版を観てしまった今ではケイトリンやジェイムという名称に違和感を覚えます。2016/05/18

yoshimi

28
ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作本。全7部作の1巻目上巻ということもあり、主要人物たちが入れ替わり立ち替わり、自己紹介がてら?登場する。その人数たるや、すでに数え切れないくらい。まだ物語の序盤の序盤なので急な展開はないけれど、子供達の過酷な運命と成長の様子が気になる。内容を忘れない程度に間隔を置きながら追いかけていきます。2017/04/11

志田健治

16
たまらんです。ドラマ版を先に観ていたので人物の多さはむしろ大歓迎、何ならドラマ版でカットされた人物にときめきながら読みました。まず思ったのはドラマすごい!かなり忠実に再現しているのと思います。文章も簡潔で読みやすく、それでいて毒もエッジも効いています。これを読む少年少女たちはタブー感にドッキドキではないでしょうか。どの人物も魅力的ですが、やはりジョンが好きですね。王道ですが彼の正義感には目頭が熱くなります。それぞれの群像劇も、少年少女おばさんおじさんと目まぐるしく視点が変わりますが難なく夢中になれます!2019/03/05

こめっこ

16
登場人物が多いらしい事に躊躇して、やっと読みました。読んで良かったです。夢中で読んでいるうちに人物の判別がつくようになりました。翻訳物は読みづらい物もありますが、読みやすいほうではないでしょうか。物語の展開も引き込まれるので、本の厚さは気になりませんでした。この先がすごく気になります!2012/03/09

lotta7

15
表紙の絵を見ただけで、ご都合主義のキャラ萌え小説だと決め付けていてご免なさい!『グイン・サーガ』と比べても遜色は無い程の、かなり重厚な歴史ファンタジーです。魔法は存在しないようなので、よりリアル(?)で大人向けの長篇作品です(約420p)プロローグでは状況把握に手間取りますが、本編の登場人物は巻末の付録で確認出来ます。硬派なだけではなく、笑いあり涙あり感動ありの素晴らしい内容なので、是非とも読んでみて下さい。勿論、キャラに萌えるのは自由です(笑)下巻も読みます。2011/08/04

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