Ｃ・ｎｏｖｅｌｓ ｆａｎｔａｓｉａ オンタロスの剣―クラッシュ・ブレイズ

茅田 砂胡【著】

中央公論新社（2006/07発売）

• サイズ 新書判／ページ数 227p／高さ 18cm
• 商品コード 9784125009506
• NDC分類 913.6
• Cコード C0293

内容説明

「ベティ・マーティンか？」「いいえ。わたしはフレイアよ。あなたはどなた？」ヴァンツァーの表情が初めて変化した。彼の美貌を目の当たりにして何の感動も覚えない少女はまずいない。「ヴァンツァー・ファロット。レティシアの知人だ。奴に頼まれておまえを護衛しに来た」ベティは訝しむような、ゆっくりした口調で質問した。「なぜ？」「おまえの身に危険が迫る恐れがある。王妃が―ヴィッキー・ヴァレンタインがそう判断した」ベティはにっこり微笑んだ。「そう、ヴィッキーのお友達なら喜んで歓迎するわ。来てくれてありがとう」リィとルウの周囲が華やかで騒がしい。だが華やかな見かけには必ず裏がある。真の陰謀が幕を開けた時、そこに―。

著者等紹介

茅田砂胡［カヤタスナコ］
５月３日生まれ。デルフィニアシリーズで小説デビューをはたす（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[エンブレムＴ]

んん・・・。例によって話が通じない身勝手な権力者達ＶＳの物語も面白くはあるんだけど・・・特にアーサーが登場したシーンとか（笑）。でも今回はアレだ。私は新キャラ・北島マヤにまつわる物語の方を楽しみました♪リィとレティの演技指導とか、何気に美味しいとこどりのヴァンツァーとか、ジンジャーが月影先生と紫の薔薇の人を一人で担当しちゃってるところとか、妙にツボに入って笑えましたｗ・・・・・ところで、微笑を浮かべるヴァンツァーを見つめ返しシェラがニヤリと笑ってみせるシーン・・・！！なんでイラストがないんですかーっ！？

2011/02/16

[UK]

ルウの扱いがもうめちゃめちゃで笑える。宇宙を壊せて、死人も生き返らせるのに、意外な弱点があってあっさりやられちゃうし。そもそもルウをあんまり万能にしすぎたからね、縛りをつくらなきゃ盛り上がる場面が描けないもんな。しかし魔法vs超能力と来たかあ。ネタ切れにならないかちょっと心配…ってまだシリーズの1/3しか読んでないのか。凄いね茅田さん。

2017/11/26

[おぺろ]

ルウのすごさを改めて実感しました。ここまでくると本当に怖いｗそれにしてもシェラは可愛いよ。それにしても護衛をたのまれたヴァンツァーの意外なかっこよさにビックリです。ヴァンツァーに護衛されたら惚れる^^けっきょく人外組、いっぺん死んだ組全員が借り出される大騒動ですね。とにかく早くルウが戻ってこれてよかった！！

2011/05/24

[めりた＠かりた]

【再読】そっかぁ、ここで初めてジンジャーとファロットコンビは知り合ったんだっけ。ヴァンツァーはこの後思いっきりお気に入りになっちゃうからなぁ。それにしても人間の欲望って切りがないよね。私なら不老はかなり嬉しいかもだけど不死はいらないなぁ。でもあのじいさんたちはあんなにヨボヨボで自力歩行も怪しいのに、まだ死にたくないなんて思うんだ。それを手に入れるためなら何でもするっていう執着が気持ち悪いんだよね。

2016/08/31

[まふぃん]

デルフェニアではレティシアはそんなに好きじゃなかったんだけど、どんどん好感度が上がってきてるよ。

2016/05/22