内容説明
「奇特」は奇妙で珍しいという意味?「びびる」は古語だった…などなど。「日めくり」を毎日1枚ずつめくっていくように、身近な日本語についての認識を日々新たにしていく、読む辞書。
目次
アイスクリームサンデー
あえか
青二才
赤い糸
あかぬける
あくせく
朝ぼらけ
あやかる
アルバイト
いけ好かない〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
6
蛍雪の功(62頁)。蛍雪時代というのは旺文社の受験雑誌だが、蛍雪とは苦労して勉学した成果。確か、灯火の油も節約していたような二宮尊徳の時代もあったと思う。現代は、勉強しなさい、という親御さんが多いが、当時は、勉強しないで早く寝てくれ、だったわけである。そんじょそこら は、そんじょう の略で、其の所、其の定(108頁)。普通(巷)にはないようなときにいうような感じだが。ページ を最近では漢字で書いて2字分節約しているが(笑)、漢字は体の一部らしい(149頁)。2013/04/02
あゆか
2
今では使わなくなったり、本来の使い方とは異なる使い方をされていたりとある意味不憫な日本語が凝縮。 そんな日本語に触れることができるこのシリーズは自分たちの使っている言語を見つめなおすいい機会だと思う。 3巻にも期待。2014/01/03
麻木
1
様々な日本語を再確認できる本。ちょっとした読書に。