出版社内容情報
永遠の命を持ち、戦い続ける子供たちキルドレ。戦闘機乗りのクリタは、上司クサナギの幼なじみによって、彼女が今や、キルドレでなくなっていると知らされるが……大好評シリーズ急展開!
内容説明
なにも欲しくない。誰のためでもない。誰も褒めてはくれない。ただ、飛び続けたい。僕が僕であり続けたい。生きているかぎり。
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- 評価
keitaの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
K
31
スカイクロラシリーズ第3弾。クリタが語り手となる今回も詩のような美しい文章とギルドレの刹那的な雰囲気とが溶け合って良かった。クリタは花束を買ってどこに行くんだろう。2017/11/19
カラシニコフ
23
はいはい、クリタね。これもクサナギの話が良かったなぁ、とか思いながら読んでたら、後半、そしてラスト、ガツンと重い一撃を食らう。そして徐々にキルドレでなくなっていくクサナギ。それはもしかしたら、美しさの喪失なのかもしれない。 ★★★★☆2016/12/16
ちょん
21
クリタの章。初めに読んだ「スカイ・クロラ」で少し登場したクリタ。少しづつスカイで感じた不透明感が消えていく感じがとても心地よい。さあ、次、次。2012/02/05
Tadashi_N
19
クリタによって、キルドレの謎がわかってきた2015/07/27
めり
17
クリタからの視点。簡単に言葉にしてはいけないんじゃないかと思うぐらい純粋で綺麗な文章。森博嗣を続けて読んでると、人間関係がばかばかしくなったり、くだらないことをいつまでもと思ったり。もっと単純にもっと自由に生きたいと思ってしまう。.........何もかも地上に置いてあの空を飛びたいと思ってしまう。 2017/07/23