とんぼの本<br> 北斎 漫画と春画

とんぼの本
北斎 漫画と春画

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  • サイズ A5判/ページ数 118p/高さ 22X17cm
  • 商品コード 9784106019760
  • NDC分類 721.8
  • Cコード C0371

内容説明

『冨嶽三十六景』だけでは、北斎をわかったことにはならない。フランスの印象派の画家たちを驚嘆させた『北斎漫画』、豪華手彩色の珠玉の工芸品ともいうべき『浪千鳥』など傑作春画3編を詳しい紹介。役者絵から美人画、琳派から西洋画法、読本挿絵から絵手本、春画まで多彩な活動を生涯続けた“画狂人”の天才のすべてを追う。

目次

漫画篇
北斎漫画を解剖する
春画篇
北斎 艶本への挑戦
北斎 生涯一画狂人

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅独歩

1
90歳まで絵を描き続けて、なお足りぬと言って死んだ北斎。その本質がもっとも発揮されたのは「錦絵」でも「春画」でもなく「漫画」だった。非常にざっくりとではあるが、そこに焦点が絞ってあるので読み応えがある。春画に関しては、有名な「蛸と美女」の絵が娘(お栄)の代筆ではないか、という指摘が面白かった。2011/11/05

えのもと

0
ユリイカの春画特集で「蛸と海女」に衝撃を受けて葛飾北斎に興味を持つ。富嶽三十六景以外の魅力を理解できたと足早に喜んでいたが、北斎はそれだけにとどまらなかった。「一筆画譜」の月夜に鳥たちが集う様子が美しく、心に残った。2020/09/13

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