内容説明
あのコナン・ドイルがのこした重大なるメッセージとは何か?科学的で、明快な心霊学入門書。
目次
序 知られざる、ドイルのスピリチュアリズム研究
第1部 新しき啓示(心霊現象の実在を確信するまで;新しい啓示とは;死後の世界の実相;問題点と限界)
第2部 重大なるメッセージ(迫られる人類の意識改革;霊魂説の弁護;スピリチュアリズムの科学的基盤;向上進化を基調としたスピリットの世界;バイブルに見る心霊現象)
あとがきにかえて “自分”とは何なのだろうか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おーすが
10
ドイルのスピリチュアルへの傾倒の真髄がわかり良かった。ドイルほどの懐疑派でも、信じるべきと思わせる当時の霊媒ブームはすごい。ドイルによると人間は発生からの20万年、一度も堕落などしていない。キリスト教こそ堕落し、怠慢をしている。我々の周りにある霊の世界に目をむけろと力強く啓蒙する。ただその根拠は科学的検証ではなく降霊術からの経験則であり、物質化写真などあまりにアレで、当時の熱狂なくして受け止めるのに勇気がいる。2024/03/13
花
1
本も訳も古いため、読むのに苦労した。心霊現象に対して科学的に斬り込んでいる。特にエクトプラズムは眉唾。しかしコティングリーの妖精事件にはあっさり騙されちゃってるのよね。2014/10/12
あべっち
0
ビリーバー視点で書かれた本なので一般向けとは言えないが、訳注等がていねいで、資料的価値はある。(というか資料的価値しかない?)2014/11/26