内容説明
日本ではいまや2人に1人ががんにかかる。欧米先進国では減少傾向にあるがんの死亡率が、なぜ日本では下がらないのか。患者の立場に立った取材から、医療現場のセクショナリズム(派閥主義)、進まない新薬の承認、見落としが多発するがん検診、放射線専門医の不足など、様々な問題が浮かび上がる。救える命を救うために改善すべきことは何か。日米比較検証から見た解決策とは―。
目次
第1章 命をつなぐ世界標準薬が使えない
第2章 揺らぐぎん検診
第3章 相次ぐ放射線治療事故
第4章 病院で差がつく生存率
第5章 「救える命を救う」アメリカのがん医療
第6章 がん死亡率は下げられる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うたまる
2
「日々の診療の中で、おかしな治療があることは予想していましたが、これほどまでにひどいとは。驚きました」(腫瘍内科医・向井博文)……がん治療にまつわるあれやこれやを網羅した良書。専門医が驚くほどの出鱈目ぶりを暴いたり、まさに命懸けの患者団体の活動を紹介したり、検診のからくりに迫ったり。特に米国の禁煙啓発運動のアプローチが面白い。若者に対しては”体に悪いから”でなく”タバコ会社にカモられてるよ”が有効なんだって。流石にNHKの科学的ドキュメンタリーは民放より見応えがある。2012/05/09
フリューゲルのおんちゃん
1
なんかなあ〜イッキに読んだけど、疑問が残るな〜読まなきゃ良かったと思う一冊。医師と患者の信頼関係については?2017/04/30
Teppei Tsujiyama
1
後半はアメリカのガン医療が取り上げられている。少なくともガンに関してはアメリカの医療制度の方がしっかりしているように読める。2014/03/25
hayatama
1
今でも古くない内容ですねぇ。命は金で買えるのか。やだねぇ。2009/10/19
A・K
0
何でも海外(欧米)と比較すれば良いとは思わないが、確かに日本の癌医療には問題があるようだ。2014/08/08
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