わが聖地放浪―カイラスに死なず

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わが聖地放浪―カイラスに死なず

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784096261132
  • NDC分類 292.29
  • Cコード C0025

出版社内容情報

生命の危機をおかしてまでめざしたチベット最奥の聖地カイラス峰。自らの「生と死」を問いつつ、これまでの20年におよぶ内陸アジアの旅で見、聞き、感じた「人間の運命」「生と死」「民族の悲劇」を綴る。

◆目次◆◆◆ はじめに??曠野へ 遥かな求法の道??三蔵法師の足跡/カシュガルから中ソ国境/(天山)を超えてキルギースへ/ポルトガルの田舎から??聖ペテロ祭/アラーの神?イランの砂漠で/仏陀の国へ??五体投地礼/淋しいポタラ宮の主ダライ・ラマ/アゼルバイジャンの対岸で/クルド民族の悲劇/イラン・イラク国境をゆく 一 ラダック高地に祈る 最後のシャングリラ?/ラダックの僧院/大国のはざまに生きる民族/わが道をゆく??ブータン王国/ラダック、ブータンの祭り/宇宙観の啓示 二 最奥の地カイラス??チャンタン高原越え なにゆえ危険なカイラスをめざす/高山病の壁/日本西蔵聖山(カイラス)踏査隊/「ひとつの事業」の実現のために/最悪の高原チャンタン/ラサでの歓迎??シガツェへ/氷河を越えて/大河ヤルツァンポを渡る/チャンタン高原の深部へ/真夏の降雪??野営をつづく/歌仙を始める/死線すれすれ/久々の休息日 三 獅泉河(シーチャンホウ)から聖山(カン・リンポチェ)へ??巡礼行?? 塩湖からインダスの源流へ/国境の軍事都市獅泉河/自分勝手な美学/プラン街道を東へ??グゲ遺跡を横目に/小聖地ティールタプリ/カイラスの基地(ベース)??タルチェンでの滞

内容説明

聖なる山カイラスでみつめた自らの「死」、聖なる川ガンジスの流れに遠く消えゆく少女の屍。内陸アジア20年の旅をとおして綴る生と死、運命、民族の悲劇。

目次

1 ラダック高地に祈る
2 最奥の地カイラス―チャンタン高原越え
3 獅泉河から聖山へ―巡礼行
4 大ヒマラヤに沿って―馬泉河を下る
5 聖なる川ガンジス―人は死んでどこへゆくのか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りささん

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このご時世だからこそ、巡礼の意義を考えることになった。 読み進めるごとに「地図を!もっと詳しい地図がほしい!」となること必然。 普通の世界地図ではわからない所が多すぎる。2022/08/27

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