- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
理不尽な上下関係や努力信仰が幅をきかせ、抑圧的な組織の論理がまかり通る日本社会――。われわれの多くに刷り込まれたこのような常識や行動様式はどこから来るのでしょうか。江戸時代以降、中国の古典『論語』は、日本人の無意識の価値観のもととなってきました。本書では、『論語』や儒教のものの考え方を丁寧によみとき、さまざまな国際比較研究の知見と照らし合わせることで、わたしたち自身を無自覚のうちに縛るものの正体を解き明かします。己を知り、より自由に生きるための、現代人必須の教養書です。
目次
I 『論語』の価値観『論語』と孔子の教えについて
江戸時代の秩序と『論語』
近代日本の教育と産業界
II 学校ではどうなっているのか
結果が出ないのは努力不足
集団指導
気持ち主義
III 会社ではどうなっているのか
旗が立っていない会社と個人
秩序維持と進歩と
IV 『論語』的価値観をうまく扱うために
日本人はホンネのはけ口を求めている
手段としての「論語と算盤」



