集英社新書
映画の中で出逢う「駅」

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  • サイズ 新書判/ページ数 236p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087203417
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0274

出版社内容情報

【著者紹介】
一九四四年福岡県生まれ。京都大学工学部土木工学科卒業、同大学院工学研究科修士課程修了。工学博士。一九七〇年に日本国有鉄道に入社後、一九八七年北海道旅客鉄道株式会社入社。現在、常務取締役開発事業本部長。著書に『駅と街の造形』(交通新聞社)などがある。

内容説明

映画の発明者、ルイ・リュミエールが作品『列車の到着』の中でフランスのラ・シオタ駅を使用して以来今日に至るまで、世界中の駅は、映画の舞台装置として重要な役割を果たしてきた。『カサブランカ』では失意の旅立ちの場として、『ハリー・ポッターと賢者の石』では新たな人生のスタート地点として…。なぜ駅のシーンは印象に残るのか。東京駅、グランド・セントラル駅など名だたる駅から北海道の増毛駅といったローカルな駅まで、日本と欧米の駅の構造的特徴や魅力を名作映画の中から紹介する。普段は通過点でしかない「駅」の知られざる顔が見えてくる。

目次

第1章 映画の誕生と駅
第2章 駅のドラマ性
第3章 舞台装置としての駅
第4章 西欧の駅と映画
第5章 アメリカの駅と映画
第6章 日本の駅と映画

著者等紹介

臼井幸彦[ウスイユキヒコ]
1944年福岡県生まれ。京都大学工学部土木工学科卒業、同大学院工学研究科修士課程修了。工学博士。1970年に日本国有鉄道に入社後、1987年北海道旅客鉄道株式会社入社。現在、常務取締役開発事業本部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ジャッキー

0
最近の映画は鉄道の駅が使われることが少なくなった。今は、空港が多い。以前は鉄道の駅がドラマに使われ、逃亡と駆け落ちが駅のホームの定番であった。この本は映画で出てくる駅について書かれた本で、読むと映画がよりわかりやすい。刑事ジョン・ブックのフィラデルフィア駅、アンタッチャブルのシカゴ・ユニオン駅、多くの映画に出てくるグランド・セントラル駅についてはかなり詳しい。映画を見る時に駅について知れば、いっそう映画が楽しくなるであろう。2011/06/01

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