講談社+α文庫<br> 最高裁物語〈下〉激動と変革の時代

講談社+α文庫
最高裁物語〈下〉激動と変革の時代

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  • サイズ 文庫判/ページ数 446p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062561938
  • NDC分類 327.122
  • Cコード C0195

内容説明

“人権の最後の砦”―最高裁。そこにはすさまじい人間ドラマがあった!その誕生から激流の歴史を史上初めて描き出し、ジャーナリスト界最高の日本記者クラブ賞を受賞。“奇跡の生還”を遂げた著者の不屈の記者魂は熱い感動を呼ぶ!判事たちの恐るべき犯罪、最高裁の“二つの顔”、東大紛争から人間裁判、日本国中が沸いたあの判決、そして政治腐敗が生んだ狂気の事件―書かれざる真実と衝撃の実話。ヴェールに包まれた最高裁の素顔とは…。

目次

第10章 吹き始めた嵐
第11章 もう一つの決意
第12章 激動
第13章 歴然たる勝敗
第14章 惜別の青春
第15章 仕事師集団
第16章 陽気な長官
第17章 実力者
第18章 落ちた偶像
第19章 宣戦布告
第20章 大物登場
第21章 迷走の時代
第22章 市民クーデター

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てつ

44
上下含めて名著。憲法を少しでもかじった人は読むべき本。2018/09/01

ヤギ郎

8
下巻。戦後復興を遂げて、発展した社会ならではの問題(公害やわいせつ表現)に直面する最高裁判所。だんだん政治が絡んできて、読んでいてダレてくる。それでも、司法の独立、法による正義を願い奔走する人がいるのは頼もしい。この本は平成8年頃までの最高裁事情について記している。この後、国籍法や婚姻期間の違憲判決が出ているので、その判決が出たときの「物語」も読んでみたいです。続編があればうれしいですね。2017/05/22

wasabi

1
数々の難題に立ち向かう最高裁判事たち。彼ら15人の判決が、日本の社会の規範となる。実力と幸運を備えた超エリート集団だが、その選出は公正公平とばかりも言いきれない。世間一般人の思考とのズレも指摘される。この著書が記された15年前、検討されていた陪審員制度は裁判員制度として叶えられた。2012/07/07

びーちゃん

0
評価32010/07/17

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