内容説明
宇宙の誕生から時間軸にそって16000件の出来事で構成。臨場感あふれる4000本の記事、3000点の絵画・写真、200点の地図・グラフ、20点の鳥瞰イラスト、600本の年表、40項目の特集など、ビジュアルで多元的に編集。全国の博物館・歴史資料館を取材して地域史や、庶民の生活史を重視、未公開資料も積極的に紹介。グローバルな視点から日本をとりまく周辺の出来事を網羅、年表に世界史コーナーを設置。本邦初のクロニック・スタイルで画期的な日本史。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HITO
1
新年早々、朝から、「日本の古本屋」で見た在庫情報をもとに、隣町の古書店まで自転車を飛ばしたのを覚えている。5000円くらいに値下げされていたとはいえ、けっこうな決心だった。それ以来何かにつけて開いては、関係ないところまで目を通すのが楽しみ。2009/01/15
がんぞ
1
貴族と武士の権力が交錯した鎌倉時代が特に面白い、美術的にも見事なものが多い。なぜ立体像はこの時代からのちに衰退していったのだろう。現在、政界で日蓮系が力があるのに合わせてか日蓮関係の記述が多い。道元が大陸留学ののち重鎮となったように、大陸との交流はいつの時代も活発で軍事制圧を受けない文化交流だけが可能な手頃な距離にあった日本列島の幸運。北條幕府が元からの使者を斬刑に処したことは、朝廷の外交力を奪う為であるとも考えられる。南北朝時代は天皇の権威をガタ落ちにしたが徳川に拾い上げられる程度の価値はあった2013/06/15