感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨーコ・オクダ
30
密かに互いの心を通わせる美少年2人。なんだか妖しい雰囲気からのスタート。1人は長唄安東流の家元の息子、もう1人は家元の愛人の連れ子。また例の伝統芸能の世界では常套の複雑な人間関係のヤツ。まず、家元お手付け済の女弟子が殺される。しばらくして、家元の息子の家庭教師とやらが登場。そう、さだまさし似の伊集院大介先生。まだ探偵的活躍シーンはなし。そして、安東流の番頭的存在の男も殺される。このドロドロとした人間関係の中、もっと激しく憎み、憎まれている人間がいるはずなのに、なぜこの2人が殺されたのか?下巻へ続く…。2020/05/07
こかち
7
夏の伊集院祭りを開催します!らっせらー!愛憎渦巻く三味線の家元邸内で起きた殺人事件。旧家のどろどろ、美しき母子、飄々とした探偵。ミステリとして間違いのない駒が揃ってます。上巻は事件が起きたばかり。まだ解決の糸口は見えてこず、探偵の活躍もこれからのようです。下巻が楽しみです。2016/08/11
はなん
6
いつの間に角川に移ってるんですか!読書メーター検索して驚きました。・・・ってそんなこたぁどーでもよい!(笑)年季の入った講談社文庫、何度目かわからない再読。これが「伊集院大介」なんだよなあ。。と実感してとにかく面白くてたまらないっ!2010/11/11
のの。
3
十数年ぶりに再読、伊集院はやっぱり面白いです!2009/06/25
きりく
2
古典芸能を護る閉ざされた血族…関係性にエロスを感じた。
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