出版社内容情報
内容説明
レキシントン、コンコードでの武力衝突は独立戦争へと発展、1776年7月4日、アメリカは世界に向けて独立を宣言した。ニューヨーク攻防戦からフランス参戦、南部戦線、そしてついにヨークタウンでのイギリス軍降伏へ―アメリカ合衆国の誕生に至るまでの戦いの数々とその背景を、詳細な戦略図とともに解き明かしていく。
目次
第4部 独立宣言(独立宣言とニューヨーク攻防戦;ニュージャージー戦役;カナダ戦線;カナダからの南進作戦)
第5部 アメリカの喪失(フランスの参戦;南部への攻勢;海上の戦い;南部戦線;アメリカ連邦;ヨークタウン戦役;和平;エピローグ)
著者等紹介
友清理士[トモキヨサトシ]
1967年、東京都に生まれる。1990年、東京大学理学部物理学科卒業。同大学院にて宇宙物理を専攻し、修士課程を修了。1992年、株式会社研究社に入社し、電子辞書開発を担当するとともに各種英和辞典の制作にも携わり、現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomozuki Kibe
2
後半戦。いよいよ独立戦争本題。イギリスやフランスの政治状況を絡めながら進む。歴史の5Wのみならず、あまり歴史家が気にしないHOWを気にした著者の一冊。2019/08/17
May
2
簡潔な文章、戦闘及びその背景としての政治に的を絞った内容であり、独立戦争初心者にとっては必読の書であろう。フレンチ・インディアン戦争の資料として読み始めたわけだが、独立戦争についても全く無知であったため、今回、これを読めたことは非常によかった。独立戦争を7年戦争との関係から理解をすることなど、これまでに私には無かった知識が得られたことは、この本を読もうとした本来の目的からははずれるものの、本来の目的以上に有意義であったといえる。01年9月読了。2016/08/22
うたまる
1
「正しいもの、理性あるものすべてが分離を説いている。戦死者の血が、自然の泣き声が叫んでいる。”今こそ決別の時である”と」……アメリカ人を奮い立たせたトマス・ペインの『常識』には、国と時代を越えて感銘を覚える。自由・勇気・民生、何れも崇高で普遍的な理念だ。一方、「奴隷(制)のあるところ、自由の余地はない」という英国側の反論も核心を突いている。結局、「植民地を搾取する者」vs「奴隷を搾取する者」の戦いだった訳だ。我々は、この白人たちの稚拙な詭弁を笑えるだろうか。日本にも「自衛隊は軍隊じゃない」てのがある。2016/12/06
Shinya Naito
0
初読。感想、後日記載予定2024/10/11
-
- 電子書籍
- 横山まさみち傑作集 明日へ奔れ 痛快大…
-
- 電子書籍
- 業務スーパーに行こう!2021 双葉社…
-
- 電子書籍
- 八幡宮のかまいたち 江戸南町奉行・あや…
-
- 電子書籍
- 夜が来るまで待って(イラスト簡略版) …