内容説明
物質的に満たされてはじめて、人びとは精神的な充足や昴揚感を求めるようになる。しかし、人間はそれまで人生の終焉“死”実在の前に無力であり、そこに欲望・我執に乗ぜられる隙間が生じることになった。だが、この絶対の“死”そのものが、転生のための出発点であり、そのために現世があるとしたら、現世におけるすごし方が根底からちがってくることになる。霊界の宣伝マンを自認する丹波哲郎が、死と転生、そして大霊界について語る“至福の書”。
目次
第1章 大霊界とはなにか
第2章 大いなる神の意志
第3章 自らの生き方を考えよ
第4章 人はなぜ転生するのか
第5章 転生のもたらすもの
第6章 生きる喜びを知れ