内容説明
ライカと零戦の共通点は。ドクター・オグラ、とっておきのカメラ裏話。
目次
第1章 カメラと戦争
第2章 戦後カメラ史余話
第3章 カメラを育てた人たち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cutnipper
2
カメラとその光学技術に命を燃やしたエンジニアや経営者達の執念と挑戦の物語。鬼才がいて、奇才がいて、達人がいて、そこに何処までも泥臭いトライアンドエラーが重なる。今やそんな面影もないが、かつてドイツのカメラを追い抜こうと全知全能を傾け、一歩一歩世界一を目指していた時代の日本カメラを取り巻く人々の熱量に泣け!2015/01/22
ひろただでござる
1
工作技術と創意工夫に溢れた写真機という機械。手動から全自動への執念の賜物が行き着いた現在のカメラ。好みのフィルムが生産されなくなって気合を入れてシャッターを切ることもなくなったけど、黎明期に情熱をかけた人たちの情念は昔日を思い起こさせる。2014/10/15
kiichi
1
表題の「……戦争」にやや違和感をいだきますが、内容は技術史として十分に堪えるもの著作です。2013/11/08
スプリント
1
古今東西のカメラをめぐる人々の小話が満載です。タイトルに戦争とありますが、戦争と深く絡めている話はそれほど多くありません。カメラに詳しい人であればお馴染みの技術者・会社がでてきますので楽しめるとおもいます。2013/08/11