朝日選書 福沢諭吉 中津からの出発

横松 宗【著】

朝日新聞出版（1991/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 225p／高さ 19X13cm
• 商品コード 9784022595324
• NDC分類 289
• Cコード C0323

内容説明

日本啓蒙思想の巨人の原点を、郷里・中津への愛憎のパラドックスにみる。自由の意味を問うべき今、福沢諭吉入門。

目次

１　郷里中津とその学統
２　長崎―大阪―江戸
３　中津への呼びかけ
４　文明論と道徳論
５　学問と教育の独立
６　女性論
７　在野実業人としての抵抗と意気地
８　「脱亜論」と東洋政略論
終わりに　パラドックスとしての人間

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みい⇔みさまる＠この世の悪であれ]

☆×4.0…この時代にすばらしい人物がいたこと…それを覚えておかないとな、と感じました。たぶん今の政治化を彼が見たならば叱責するでしょうね…どう思うのでしょうか…しかしながら信じられないのは昔の男性というもの。それは長いこと引きずって現代にもその兆候があるんですよね。その面だけは堂々としないでほしいものです。ひそやかに、ばれないように気をつけてもらわないと…

2012/07/13