内容説明
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MuleSoftはシステム連携を実現するためのプラットフォームソフトウェアです。システム間通信のAPI(Application Programming Interface)を定義でき、ネットワークを通じた多様な連携が可能となります。MuleSoftは、SalesforceやSAPなどとの親和性に優れ、これらの情報を統合するDX(デジタルトランスフォーメーション)のソリューションとしても注目を集めています。現在、企業内のシステム担当者や、システム化プロジェクトに関わるエンジニアは、高度に自動化された先進的/効率的な業務改善のイメージをいち早く掴み、システムのあるべき姿について早急に検討することが望まれています。本書は、MuleSoftを使ったソリューションのイメージから、APIの定義や設計の方法、アプリケーションの開発やテストなど、システム作りを行うための実践的な情報を多く解説しています。また、本書ではあるプロジェクトを想定したハンズオンを用意し、実際にMuleSoftの適用を体験できるようになっています。インフラの調達/開発/運用計画に関わる方々、あるいはAPIによるシステム連携のイメージを掴みたいシステム担当者やSIerの方々など、多くのIT関係者に読んでいただける必須のテキストです。
目次
表紙
クレジット・正誤情報
はじめに
Chapter 1 変化するビジネスと新しいシステム戦略/1.1 人口動態から考えるビジネスの課題
1.2 DXによる生産性向上の現状
1.3 DX化推進の課題
1.4 APIエコノミーの形成事例
Chapter 2 変化するシステム要件とMuleSoftの活用/2.1 新しいシステムのニーズ
2.2 MuleSoftとは
2.3 MuleSoftの機能
2.4 MuleSoftの適用例
Chapter 3 開発フローと設計 --- MuleSoftによる開発手法1 ---/3.1 APIの開発フロー
3.2 設計
3.3 API仕様の定義
Chapter 4 アプリケーション開発 --- MuleSoftによる開発手法2 ---/4.1 Anypoint Studio
4.2 アプリケーション構築
4.3 フロー実装
4.4 DataWeaveによるデータ変換
Chapter 5 テストとリリース --- MuleSoftによる開発手法3 ---/5.1 テスト
5.2 MUnit
5.3 リリース
5.4 CI/CDによるデプロイの自動化
Chapter 6 Anypoint PlatformによるAPI設計/6.1 ハンズオンの概要と準備
6.2 API設計ハンズオンの目的
6.3 APIエンドポイントとメソッドを設計する
6.4 APIレスポンスを設計する
6.5 設計したAPIをテストする
6.6 APIを公開する
Chapter 7 Anypoint StudioでAPIを開発する/7.1 ハンズオンの準備
7.2 Anypoint Studioの準備
7.3 インターフェイスの実装
7.4 データ連携処理を実装する
7.5 フロー制御を実装する
7.6 データ変換処理を実装する
7.7 エラー処理を実装する
7.8 Anypoint Studioでのデバッグ
7.9 MUnit作成
Chapter 8 APIをデプロイする/8.1 ハンズオンの準備
8.2 APIのデプロイ
8.3 デプロイしたAPIを試してみる
8.4 APIを監視する
8.5 Anypoint Monitoring
Chapter 9 設計開発工程におけるポイント/9.1 再利用性を高める
9.2 モデリング言語の活用
9.3 RAMLの基礎知識と設計のポイント
9.4 API開発のポイント --- システム連携の実装パターン ---
9.5 CI/CDパイプラインを利用したリリース制御
9.6 APIサービスの改善・運用保守のポイント
Appendix 設計開発時に役立つナレッジ/A.1 API設計の関連参考情報
A.2 MuleSoftの関連参考情報
A.3 MuleSoftの資格試験
索引
奥付
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