内容説明
「時の過ぎゆくままに」「北の宿から」「青春時代」「また逢う日まで」など5000曲を作詞した言葉の達人は,いかに時代の芯を解剖して既成概念を突破したのか.ヒットの秘訣とは何か.一つの詞の誕生にどんなドラマが隠されていたのか.作詞家のみならず,すべてのクリエーターに役立つ実践的仕事論.(解説=鴨下信一)
目次
序章 だれでもなれるわけじゃない プロの資格について25のテスト┴第I章 歌は世につれというけれど 阿久流現代作詞論┴1 企画からレコーディングまで 作詞家の役割┴2 作詞は文学じゃない 昔と今の作詞の違い┴3 人間的コンピュータ ぼくの詞の書き方┴第II章 「この道一筋」はもう古い ぼくはこうしてデビューした┴1 詩が嫌いで映画好き 今に見ていろの時代┴2 あせらず騒がず少しずつ 作詞家駈け出し時代┴3 作詞家と呼ばれて 実質的スタートの時代┴4 走りながら充電する それから現在まで┴第III章 ヒットはこうして生まれた 阿久式ヒット製造法┴1 サイケデリックな原色のイメージ ブラインド・バード┴2 山を選ぶか海をとるか 白いサンゴ礁┴3 ブランクを考えさせない曲 白い蝶のサンバ┴4 思いきってタブーを破る ざんげの値打ちもない┴5 新しい別れへの共感 また逢う日まで┴6 安いオモチャをふんだんに ピンポンパン体操┴7 女性歌手のスケールの限界 あの鐘を鳴らすのはあなた┴8 斜陽の演歌とはいうけれど 波止場町┴第IV章 こうすれば詞が書ける 阿久悠作詞学校┴基本篇 最低の約束事はマスターしておこう┴1 詞にはメロディがつくものである┴2 これまでの詞のパターン┴トレーニング篇 たくさんのひきだしを作るために┴1 ボキャブラリーを豊富にしよう そのトレーニング┴2 目つきを鋭くしよう そのトレーニング┴3 イメージを広げよう そのトレーニング┴実践篇 阿久流作詞テクニック┴1 テーマの選び方┴2 素材のとり方┴3 技術について┴別章 だれに見てもらうのか 作詞家になりたい人に┴1 人材は求められているが詞は求められていない┴2 これまでどんな売りこみ方法があったか┴3 どんな窓口があるか、どんなアタックをすればいいか┴僕の歌謡曲論┴解説(鴨下信一)┴本文イラスト=上村一夫
感想・レビュー
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KAZOO
しゅん
さばずし2487398
壱萬参仟縁
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
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