【紀伊國屋書店出版部】12月新刊『囚われし者たちの国──世界の刑務所に正義を訪ねて』
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刑務所とは懲罰施設なのか、
更生施設なのか?
贖罪や許しは可能なのか?
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大量投獄、人種間の不平等、抑止効果という幻想......
「何かがひどく間違っている」
受刑者の高等教育と社会復帰支援に携わる著者はアメリカが世界に輸出した刑務所システムに疑問を抱き、アフリカからアジア、南米、ヨーロッパまで世界9か国の刑務所をめぐることにした。
ルワンダで集団虐殺の生き残りとともに加害者を訪ね、
南アフリカに「修復的司法」のさらなる可能性を求め、
ウガンダの重警備刑務所で文章創作講座を開設、
ジャマイカで"獄中音楽"を取材し、
タイの女子刑務所で演劇療法のクラスを開く
ブラジルで独房監禁の実態に接し、
オーストラリアで民間刑務所産業に向き合い、
シンガポールで政府による社会復帰支援事業の背景を探り、
ノルウェーでアメリカと対照的な開放型刑務所を訪ねる
──2年がかりの旅の先に得た答えとは?
司法と正義のあるべき姿を追う必読のルポルタージュ。
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・冬木糸一さんのブログ「基本読書」で紹介いただきました!
https://huyukiitoichi.hatenadiary.jp/entry/2021/01/02/080000
・「週刊文春」2021年1月28 日号〈文春図書館〉のコーナーで紹介いただきました!
・「図書新聞」2021年5月8 日号で紹介いただきました!