囚われし者たちの国 - 世界の刑務所に正義を訪ねて

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囚われし者たちの国 - 世界の刑務所に正義を訪ねて

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  • サイズ 46判/ページ数 457p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784314011792
  • NDC分類 326.9
  • Cコード C0098

出版社内容情報

「何かがひどく間違っている」
終身刑制度と死刑制度をともに有し、世界で最も多くの人を、ことに貧しい人々を収監している国、アメリカ。世界に輸出されたこの「大量投獄」というシステムはしかし、失敗ではないのか? 刑事司法を専門とする大学で教えるかたわら、収監者への高等教育と社会復帰支援活動に携わる著者は、再犯率が6割を超えるアメリカの刑務所制度に疑問を抱き、世界の刑務所を見てまわることにした――

ルワンダではジェノサイドの被害者と加害者が対話する更生プログラムに立ち会い、ウガンダでは囚人に向けた文章創作教室を自ら開くほか、過去に獄中で巨大犯罪組織が生まれたブラジルの超重警備刑務所や、オーストラリアの民間に委託された刑務所、そして、アメリカと対極にある開放型のノルウェイの刑務所など世界9か国を訪ね歩く。


刑務所とは更生施設なのか、懲罰施設なのか。
贖罪とは、許しとは何か。
さまざまな問いを投げかける、他に類をみないルポルタージュ。

復讐と和解――ルワンダ ■ 謝罪――南アフリカ ■ 鉄格子の中の芸術――ウガンダ、ジャマイカ ■女性と演劇――タイ ■ 独房監禁と超重警備刑務所――ブラジル ■ 民間刑務所――オーストラリア ■社会復帰支援――シンガポール ■ 正義?――ノルウェー(目次より)

【著者】 バズ・ドライシンガー(Baz Dreisinger)
ニューヨーク市立大学ジョン・ジェイ・カレッジ・オブ・クリミナル・ジャスティス英語学部教授。アフリカ系アメリカ人の文化を専門に研究。受刑者への高等教育を推進するプログラムの創始者であり、レゲエやヒップホップを中心としたポップカルチャー関係の執筆など多方面に活躍。

【訳者】 梶山あゆみ(かじやま・あゆみ)
翻訳家。訳書にデンディ&ボーリング『自分の体で実験したい』、シャンキン『原爆を盗め!』、ハマー『アルカイダから古文書を守った図書館員』(以上、紀伊國屋書店)、ヒッグス『人類の意識を変えた20世紀』(インターシフト)、シンクレア&ラプラント『LIFESPAN(ライフスパン)――老いなき世界』(東洋経済新報社)ほか多数。