【紀伊國屋書店出版部】6月新刊『セレンゲティ・ルール――生命はいかに調節されるか』
分子レベルから生態系レベルまでを
支配する法則とは――
生命に恒常性(ホメオスタシス)があるように、
生態系にも一定の区域で生息可能な動植物の種類や個体数を
《調節》するルールが存在する
本書で著者は、ホメオスタシスという概念を提唱したウォルター・キャノンや、食物連鎖の仕組みを示して生態学の礎を築いたチャールズ・エルトン、分子レベルの調節の原理を解き明かしたジャック・モノ―ほか、生物学・医学における数々の偉大な発見に至った過程を活写。生体内における分子レベルの《調節》と生態系レベルで動物の個体数が《調節》される様相とのあいだに見出した共通の法則と、蝕まれた生態系の回復に成功した実例を、卓越したストーリーテラーの才を発揮していきいきと綴っています。
E.O.ウィルソン、
ニール・シュービン(『ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト』)、
シッダ―ルタ・ムカジー(『病の皇帝「がん」に挑む』)ら絶賛!!
★序章の試し読みが可能です。是非ご一読ください。
試し読みはこちら(PDFファイルが開きます)