2009年10月22日

『戦後日本スタディーズ』(全 3 巻)完結記念トークセッション あったかもしれない日本――歴史の〈後知恵〉はどこまで有効か ―11月7日、第60回紀伊國屋サザンセミナーのお知らせ―

紀伊國屋書店刊行『戦後日本スタディーズ』シリーズの完結を記念して紀伊國屋サザンシアターでは下記の講 演会を開催いたします。またこれに先駆け、新宿本店 5F では関連ブックフェアを開催中です。



第 60 回紀伊國屋サザンセミナー
『戦後日本スタディーズ』(全 3 巻)完結記念トークセッション
あったかもしれない日本――歴史の〈後知恵〉はどこまで有効か

気鋭の執筆陣が〈戦後〉を歴史化する試み――『戦後日本スタディーズ』の完結を記念して、編者によるトークセ ッションを開催します。もし憲法9条がなかったら? 安保闘争に勝利していたら? 総括なき連合赤軍が存在し たら? バブルが崩壊していなかったら?...... 歴史に「もしも」は禁句とされていますが、現代日本の思想界を 代表する5人が、戦後史を問い直し、「いま」を解読する手がかりとして「今のようではなかったかもしれない日 本」を構想するスリリングな討論にご期待ください。

■出演|
□岩崎 稔(いわさき みのる)
1956 年生。東京外国語大学教授(哲学、政治思想史)。『アメリカという記憶』(訳書)、『戦後思想の名著 50』 (共編著)など。

□上野 千鶴子(うえの ちづこ)
1948 年生。東京大学教授(社会学)。『家父長制と資本制』『おひとりさまの老後』など。
□北田 暁大(きただ あきひろ) 1971 年生。東京大学准教授(理論社会学、メディア史)。『広告の誕生』『嗤う日本の「ナショナリズム」』など。

□小森 陽一(こもり よういち)
1953 年生。東京大学教授(日本近現代文学)。『日本語の近代』『日露戦争スタディーズ』(共編著)など。

□成田 龍一(なりた りゅういち)
1951 年生。日本女子大学教授(日本近現代史)。『〈歴史〉はいかに語られるか』『日露戦争スタディーズ』
(共編著)など。

■日時:11月7日(土) 19:00開演(18:30開場)
■料金:1,000 円(全席指定、税込)
■主催:紀伊國屋書店
■会場:新宿・紀伊國屋サザンシアター(新宿南店 7F)
■チケット取扱:キノチケットカウンター(新宿本店 5F/受付時間 10:00~18:30)