内容説明
鳥羽亮さんの大人気シリーズ最新作、江戸の街をかける北町奉行所の特別捜査チーム「鬼彦組」が今回も大活躍します! 日本橋の両替商を強盗が襲います。番頭に蔵を開けさせて惨殺するという残忍さですが、店へと入りこんだ手口は10年前「穴熊」と呼ばれた盗賊と同一でした。しかし、かつて「穴熊一味」は殺しを一切しなかったはず。与力・彦坂新十郎が率いる鬼彦組の同心たちは、手がかりを求めてかつての穴熊一味の男を探しだすも、先廻りされたように殺されてしまいます。鬼彦組とは別に、誰かが彼らを追っている? 時代小説+警察小説をぜひお楽しみください!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
48
八丁堀吟味帳鬼彦組「裏切り」4巻。前回で北町奉行所の鬼彦組の探索を邪魔をしていた牧原、奥村が居なくなったと思っていたら、牧原の従弟である三坂や幕府の重臣に縁者がいる千島が後釜にちょっくら疑問だな~思うが、楽しく読めるので良いかな。2014/04/09
ぶんぶん
13
【図書館】なんかマンネリ化してきた感じ、シリーズ4巻にしてもうしんどくなってきた。 「百化けの旦那」が新登場だが、あまりパッとしない。 もう少し外連味を利かせて役者もどきなっても良いのにな。 「穴熊」を模した手口で強盗する輩が現れる、しかし、違うのは人殺しも辞せず、と言う手口、新十郎は別物かと思うが・・・本格の盗人と荒稼ぎの仲間割れ、引導を渡すと待ち構えるが結果は・・・ 「鬼彦組」の面々のキャラが弱い、剣は天下無双、化ければ老若男女、推理はピカイチ、ほだされれば心底、こういうメンツで戦ってもらいたい。2020/02/13
タカシ
4
両替商に強盗が入り、手口が10年前の穴熊一味と同じだった。鬼彦組は穴熊一味を追うが…。時代劇の王道のようなお話でした。2015/02/22
あかんべ
4
鬼と呼ばれていると、されるがあまり鬼っぽくない。2013/05/11
zuccalove
3
盗みのプロ。殺しはやらない。 そんな集団のその後の話し。 結末が少し切ない。2018/04/12