ちはやふる(15)

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ちはやふる(15)

  • 著者名:末次由紀【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2015/03発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784063803310

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内容説明

高校かるた選手権、団体戦決勝トーナメント。千早(ちはや)たち瑞沢(みずさわ)高校は精鋭ぞろいの常勝校・富士崎(ふじさき)と対戦。それぞれが格の違いを感じるほどに手強く苦戦を強いられるなか、千早は流れを引き寄せるために果敢に攻め込んでいく。しかし札に飛び込んでいった矢先、その指に激痛が走り窮地に! 瑞沢かるた部全員の闘志がマックスになる決戦がいまここに!! 日本一まであと一歩――千早の夢は叶うのか!? 団体戦決勝の運命の鍵を太一(たいち)が握る!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

330
すごいな日本一。今回は太一がすごくよかった。2015/06/20

エンブレムT

235
誰のことをも映さない、クイーン若宮詩暢の瞳は孤独だ。その瞳に“速い”千早が入り込み、チームの“あきらめない”という熱が、その場で対戦している全ての者たちの“負けたくない”という思いが、彼女の瞳を開かせていく。うわあぁ~、気が付けば詩暢目線で読んじゃってたんたけど、ゾクゾクした~!すごいね。団体戦の熱気と緊張感って!!この作品を読んでると、人は誰もが皆、自分を主人公とした物語を生きてるんだよなぁ・・・ってしみじみ思います。まさに、捨てキャラなし!そして、太一の運命戦の場面が、いろんな意味で心に残りましたw2012/02/21

ちはや@灯れ松明の火

209
一枚ごとに変わる流れ、削ぎ落とされていく気力と体力、誰も知ることはできない勝利の行方。一歩一歩昇り詰めた全国大会決勝戦、王者への挑戦、これまでに磨き上げた日々を、全てこの畳の上に。何も、聴こえない。札を詠む声以外は。傷の痛みも、実力差が生む圧迫感も、間際ですり抜けようとする運も、全て越えていく。たった三回しか巡らない機会、誰ひとり欠けても敵わなかった軌跡、ただ一度でいいから、一枚でいいから、運命の楫を、この掌に。ゆらゆらと揺らぐ畳の水面、紙一重札一重の攻防、闘いの結末を決める強い意思、熱い夏が暮れていく。2012/06/21

645

133
原田先生の言葉通り怪我させた側の心理を上手く活用して千早は勝利したが、同レベルの耳の良さを持つ理音は末恐ろしいな。この場にクイーンを相手取る気概のある人間が多く居た事は素直に嬉しくて、詩暢の不敵な笑みも飛び出し個人戦がより楽しみになった!今回最も意地を見せたのは太一で、試合前から意気込みはあったが、中盤での差や状況を考えれば運命戦で今迄恵まれなかった運を呼び込んでの勝利は彼が変われた事を表してるんだろうな。もっと富士崎を掘り下げて欲しい所もあったが清々しい一戦で面白かった!怪我の千早はどうするか心配。2013/06/07

抹茶モナカ

118
全国大会決勝で、理音と闘い、指を怪我した千早だったが、見事に理音を下す。もう一敗も出来ない状況で、太一と肉まん君が富士崎高校との運命戦に。試合後、千早は新に団体戦への思いをぶつける。2014/04/08

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