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基本説明
不動産会社の営業で訪れた家の主人が、小学生の頃の自分を知っているという。驚いた自分にその元教師が語ったのは、なぜか二十年前に起きた拉致事件の真相を巡る推理だった。当時の記憶が鮮やかに蘇る…(「沙羅の実」)。長い日々を経て分かる、あの出来事の意味。記憶を遡れば、過去の罪と後悔と、感動が訪れる。謎が仕組まれた、極上の「記憶」を五つ届けます。
著者等紹介
大崎梢[オオサキコズエ]
東京都生まれ。2006年、書店勤務の経験を生かした連作短編『配達あかずきん』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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