落語とメディア

落語とメディア

  • 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館(2016/10/12発売)
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基本説明

現在の落語界は、古典派から新作派まで、かつてなかったほどの多様性を見せている。そしてそれは、定席や劇場、イベントホールといった落語を演じる場の多様化、CDやDVD、動画投稿サイトなどによる落語を享受する空間の多様化、映画やテレビドラマ、マンガ、アニメ等の落語を発信するメディアの多様化といった、落語を取り巻く環境の多様性によって担保されている。歴史的にみても、落語ほど多くのメディアと先験的に高い親和性を保ってきた芸能はない。寄席から速記、レコード、ラジオ、テレビ、そしてインターネットにいたるまで、落語をめぐるメディア空間の変容は、落語の芸にいかなる影響を及ぼしてきたのだろうか。このような落語とメディアの親密な関係性を資料や論考によって明らかにしつつ、しばしば敷居が高いといわれる落語の魅力をインタビューや対談、イラスト等によって広く発信する。

寄稿者
〈対談〉雲田はるこ×関智一、山寺宏一×石田彰
〈インタビュー〉柳家喬太郎、山本進、加藤浩
〈描き下ろしイラスト〉雲田はるこ
〈論考執筆者〉中川桂、今岡謙太郎、宮信明、岡田則夫、大友浩、マシュー・ショアーズ、サンキュータツオ