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内容説明
雇用形態の変化や日本経済の大変化などの理由により、ビジネスマンの勉強がブームになって久しくなりました。
でも、
「勉強が続けられない」
「なかなか成果が上がらない」
といった悩みを感じている方も多いようです。
それは、
「何のために勉強するのか?」
が、曖昧なままに、ただやみくもに勉強しているからではないでしょうか。
また、新入社員、課長、部長、といった地位に応じて、
勉強しなければならない内容も、その量も違ってきます。
つまり、「何を」「どのように」勉強するか、が間違っているのでは?
本書では、「勉強する目的」を、
「仕事で自己実現できるようになり、かつ頭も良くなる」
とし、その勉強法のエッセンスをまとめたものです。
経営コンサルタント、大学教授、社長、ベストセラー作家・・・。
「なりたいものに、すべてなれた一番の根幹は勉強」と語る小宮さん。
つまり、この「勉強力」は、著者そのものであり、「養成講座」シリーズの、まさに集大成と呼ぶのにふさわしいものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lee Dragon
29
勉強力と言いながら、やはりこの人の得意な経済の話で論が展開されていた笑。本筋の話だと、一流の人とそうで無い人の差を分けるのは一歩踏み込む行動であると主張。紙一重の行動が差を生む。これは周りを見ててもよくわかる話で、私が凄いと思ってる人は1つの事柄に着目しても奥に進んでかなりたくさんのことを学んでいる。メモを取る習慣をつけよう!どんな人に対しても学ぶことはある。そして、そのメモを取る姿勢というのは非常によくうつる。私の言葉をメモしてくれてとても嬉しかった経験があるのでこれは同意。2018/01/23
KAKAPO
28
いまの時代、かつてビーター・ドラッカーが予言したように、知識の時代から智恵の時代にかわっています。インターネットを使うことによって、世界中のデータベースに簡単にアクセスできるようになったので、情報の価値は格段に落ちています。代わって優位になってきたのが、情報と情報の関連性から新たな解釈を試みる知恵です。意外な結びつけができる人、それを正しく解釈して仕事に生かせる人の価値が非常に上がってきているのです。また、多くの人があこがれる優れた発想力や創造力(ひらめき)には、知識と論理的思考力の両方が必要なのです。2018/04/22
マーム
15
小宮氏の著書は平易に書かれているので読みやすいが、いろいろな示唆に富んだ内容なので、まさに「勉強」になる。私も論理的思考力を高めて、あらゆるパターンを想定して、最終的ゴールをイメージできるような人間になりたいものである。2010/06/02
ルーチェ
13
他の方はどんな勉強をしているの?私の周りにはあまりいないので、知りたいなと思って読んでみました。頭をよくするとは、論理的思考力を高める事。論理的思考力が高い人とは、徹底してものを考えられる人。身につけるために、仕事に全力になって、その中で必要な事を洗い出して、読書を通じてインプット、仕事でアウトプットを繰り返していく。まだフワッとしちゃってるかも…。2019/07/10
洋平
11
若い時に学ぶべきは業務と人生観(教養)。先に進めば白黒つけられない問題が増える。そのグレー部分を細かく見られるようにするため、バカの壁にぶち当たらないようにするために、論理的思考レベルの高い難しい本を早いうちから読めるようにする。自分の業務に役立つ分野であればなお良い。普段からあらゆるパターンを想定して最終的なゴールが描けるよう徹底的に考える習慣をつける(石持ミステリみたい)。頭を良くするためには脳トレや数独よりもまず仕事のことを考える。或いは定点観測のテーマを決めて観察する。その方が余程頭が良くなる。2012/10/15