内容説明
現在の哲学界において、最も中心的な分野と言われる「心の哲学」という現代哲学の一分野があります。それは認知科学や脳科学とも連携し、心(精神)と身体の関連を研究する学問ですが、その主要テーマに、色味や痛覚など「あなただけが感じている、言葉にできない生々しい主観的な感覚そのもの(=クオリア)」という概念があります。クオリアとは何か? ―あなたの見ている青色は、他者にとっても本当に同じ「青」だと言い切れるのか?― 本書は、そんな「心の哲学」の核心的命題について、読者に寄り添いながらわかりやすく解説する入門書です。「みんな同じものを見ている」という前提そのものにメスを入れることで、「常識を問い直す視点」や「物事を本質から考える思考法」といった、学校やビジネスの場でも実践的に活かせる哲学思考を無理なく学べる一冊です。



