パーソナリティ心理学事典

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パーソナリティ心理学事典

  • ISBN:9784621313039

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内容説明

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本事典は、日本パーソナリティ心理学会の総力を結集し、パーソナリティに関する理論・研究・実践を体系的に整理し、現代社会における諸課題に対応することを目的として編纂されたものであります。パーソナリティは、人間の思考、感情、行動の一貫性と個別性を理解するための中核的概念であり、その形成、発達、変容、さらには社会との相互作用に至るまで、多面的な視点からの検討が求められています 。本事典では、こうした広がりを踏まえ、基礎から応用までを網羅的に扱うことで、パーソナリティ心理学の現在地と今後の展望を示すことを目指しました。

目次

【第Ⅰ部 パーソナリティ心理学とは】
■第1章 パーソナリティ心理学の概念と歴史(担当編集委員:渡邊芳之・中村 真)
パーソナリティとは
パーソナリティと気質
パーソナリティと知能
パーソナリティと自己
パーソナリティと遺伝
パーソナリティの連続性と変化
パーソナリティと進化
パーソナリティと脳神経科学
動物のパーソナリティ
パーソナリティ心理学の歴史的変遷
古代ギリシャ・ローマ時代の性格論
骨相学
精神分析のパーソナリティ理論
行動主義とパーソナリティ
類型論と特性論
状況論と相互作用論
パーソナリティの社会的認知理論
語彙アプローチ
人間性心理学アプローチ
ナラティブ・アプローチ
日本におけるパーソナリティ心理学の歴史
血液型性格判断
通俗的心理テスト
パーソナリティ心理学の未来
■第2章 パーソナリティの理論(担当編集委員:堀毛一也・安藤清志)
フロイトの精神分析
ネオ・フロイディアンの考え方
エリクソンの発達漸成論
クレッチマー・シェルドンの類型論
ユングの性格理論
オールポートの性格特性
キャッテルの性格特性
アイゼンクの3因子モデル
グレイの2因子モデル
トーマスとチェスの気質論
クロニンジャーの生物ー心理ー社会・パーソナリティ・モデル
Big Five(辞書的アプローチ)とFFM(因子分析的アプローチ)
HEXACOモデル(6因子モデル)・ その他の共通因子モデル
特性研究の新展開
ケリーのパーソナル・コンストラクト理論
認知スタイルの考え方・ウィトキンの場の理論
ロッターの期待ー価値理論
学習理論とパーソナリティ・ミラー・ダラードの行動主義理論
マレーの欲求,動機,目標論・マズローの欲求階層説
ビンスワンガーの現存在分析・フランクルの実存分析
ロジャーズの自己理論
ヒギンズの自己理論
ブルーナーのナラティブ論・マクアダムスのナラティブ論
ハーマンスの対話的自己論
バンデューラの社会的学習・社会的認知理論
エンドラーとマグヌセンの新相互作用理論
ミシェルの状況的パーソナリティ論・ミシェルとショウダの認知ー感情パーソナリティシステム理論
状況論・相互作用論の新展開
■第3章 パーソナリティ心理学の研究法(担当編集委員:高比良美詠子・尾見康博)
法則定立的研究・個性記述的研究
質問紙調査法
横断研究と縦断研究
経験サンプリング法
観察法
面接法
実験的研究法
混合研究法
行動遺伝学的アプローチ
質問紙によるアセスメント
投影法によるアセスメント
作業検査法によるアセスメント
知能と発達のアセスメント
神経生理学的アセスメント
潜在指標によるアセスメント
オンラインでのアセスメント
因子分析
重回帰分析
構造方程式モデリング
クラスター分析
メタ分析
ナラティブ分析
ライフヒストリー分析
TEA(複線経路等至性アプローチ)
グラウンデッド・セオリー・アプローチ
GTAとM-GTA
テキストマイニング
音声解析・画像解析
心理学における研究倫理
【第Ⅱ部 ライフステージ各期におけるパーソナリティ形成】
■第4章 乳幼児期~学童期(担当編集委員:安藤寿康・外山美樹)
生涯発達と発達段階
認知発達理論
共同注意と三項関係
親子相互作用
乳幼児期のアタッチメント
ストレンジ・シチュエーション
内的作業モデル
乳幼児の気質
第一反抗期
自己認識の始まり
心の理論
仲間関係の発達
相互規定的作用モデル
社会化と個性化
定型発達・非定型発達
神経発達症群
自閉スペクトラム症
注意欠如多動症
限局性学習症
発達性協調運動症
知的能力障害
アタッチメント障害
早産児と低出生体重児の発達
双生児
逆境的経験
幼少期の生活習慣
自己制御
向社会的行動
■第5章 思春期~青年期(担当編集委員:小塩真司・岡田 涼)
第二次性徴
第二反抗期
アイデンティティの発達
ジェンダーとセクシュアリティ
自尊感情の発達
友人関係の発達
恋愛関係の発達
恋愛の類型
青年期のアタッチメント
道徳性の発達
内在化問題
外在化問題
学校適応
スクールカースト
ロールモデル
進路選択とキャリア形成
動機づけ
自己効力感
教師期待効果
適性処遇交互作用
学力と学習方略
知能指数と多重知能
非認知能力の発達
社会的知性の発達
受験
高等教育期の発達
青年期の親子関係
社会的スキル
■第6章 成人期~老年期(担当編集委員:向田久美子・相良順子)
就職とライフコース選択
時間的展望
キャリアデザイン
結婚と夫婦関係
妊娠期の親性の発達
父親の育児関与
子育てと親としての発達
不適切な養育
離婚とひとり親家庭
家族療法と家族システム論
中年期危機
成人期と仕事
成人期の自己
成人期のアタッチメント
世代継承性
成人期のウェルビーイング
ソーシャル・サポート(ソーシャル・コンボイ)
高齢者の社会参加
高齢者とインターネット利用
サクセスフル・エイジング
エイジング・パラドックス
喪失と悲嘆
感覚機能の維持・低下
認知機能の維持・低下
身体機能の維持・低下
介護・被介護
認知症
老年的超越
【第Ⅲ部 パーソナリティの展開】
■第7章 パーソナリティと感情(担当編集委員:内山伊知郎・友野隆成)
感情とパーソナリティ
感情の進化的基盤
感情の神経生理的基盤
学習性無力感
自己意識的感情
情動感染
社会的感情
動機づけとパーソナリティ
内部受容感覚
感情表出と適応
感情と認知・情報処理バイアス
感情抑制と文化
感情の発達とパーソナリティ
感情の個人差
感情制御と心の健康
感覚処理感受性仮説
刺激希求性
ユーモア
シャーデンフロイデ
罪悪感
ウェルビーイング
スピリチュアリティ
プライド
羞恥心
シャイネス
孤独感
感動
自尊感情
■第8章 パーソナリティと健康・病理(担当編集委員:松田英子・田中麻未)
自己受容とパーソナリティの変容
自己実現的人間
防衛機制とパーソナリティ
オプティミズムとペシミズム
レジリエンス
創造性とパーソナリティ
ストレス脆弱性
ストレスコーピングスタイル
心身症とパーソナリティ(タイプA, タイプB)
心身症とパーソナリティ(タイプC, タイプD)
食行動とパーソナリティ
睡眠とパーソナリティ
夢とパーソナリティ
依存症とパーソナリティ
脳疾患とパーソナリティの変化
気分障害とパーソナリティ
アレキシサイミア
解離性同一性障害
統合失調症とパーソナリティ
パーソナリティ障害
境界性パーソナリティ障害
自己愛とパーソナリティ
家族機能とパーソナリティ
不登校とパーソナリティ
ひきこもり・ニートとパーソナリティ
非行とパーソナリティ
犯罪とパーソナリティ
サイコパス・ソシオパス
■第9章 パーソナリティと現代社会(担当編集委員:森 津太子・鈴木公啓)
顔の印象
ボディイメージ
装い
趣味・嗜好
推し活・オタク
ゲーム
スポーツ
ペット
職場・仕事
出会い
消費行動
食生活
居住地
ソーシャルネットワーク
偏見・差別
政治的態度
認知バイアス
疑似科学
宗教
ロボット
仮想空間
デジタル・データとAI
プライバシー
グローバリゼーション
SDGs
争いと平和
災害
防犯
【第Ⅳ部 パーソナリティの測定】
■第10章 パーソナリティの検査・尺度(担当編集委員:松田英子・向田久美子・森 津太子・高比良美詠子)
ビネー式知能検査
ウェクスラー式知能検査
K-ABC心理・教育テストバッテリー
認知症検査(長谷川式認知症スケール, MMSE)
内田クレペリン精神検査
ロールシャッハテスト
MMPIミネソタ多面人格検査
YG矢田部ギルフォード性格検査
TEG東大式エゴグラム
CMIコーネルメディカルインデックス
GHQ精神健康調査票
Big Five
自己・個人内過程に関する尺度
対人関係に関する尺度
適応・ポジティブな特性に関する尺度
不適応・病理に関する尺度
反社会性・犯罪に関する尺度
気質に関する尺度
感情・動機づけに関する尺度
学校・教育に関する尺度
子どもを対象とする尺度
生涯発達に関する尺度
現代社会に関する尺度
パーソナリティ心理学における尺度の作成
〈付録〉日本パーソナリティ心理学会機関誌(第1 巻~第34 巻)掲載の尺度一覧
見出し語五十音索引
引用参照文献
事項索引
人名索引

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