なぜ日本は米英中ソと戦ったのか

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なぜ日本は米英中ソと戦ったのか

  • 著者名:波多野澄雄
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  • PHP研究所(2026/07発売)
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  • ISBN:9784569861364

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内容説明

大東亜戦争の「失敗の本質」とは? 先の大戦は、太平洋での日米戦争だけを見ていても理解できない。中国大陸での日中戦争、東南アジアでの日英戦争、満州・千島列島などでの日ソ戦争、これらを複合的に捉える必要がある。日本が米英中ソという大国を敵に回してしまった背景には、日中戦争の終わらせ方に問題があった――。終戦史研究の第一人者が、複合戦争としての大東亜戦争から日本の「失敗の本質」を読み解く。日本が陥った「4つの戦争」とは何だったのか? ●日中戦争:ゲリラ戦や謀略・和平工作が絡む泥沼戦 ●日米戦争:海空軍の戦力が問われる太平洋の島嶼戦 ●日英戦争:アジアの運命を変えた北ビルマの山岳戦 ●日ソ戦争:苦難の大逃避行を強いた大義なき満洲戦 【目次】●はじめに:なぜ「複合戦争」なのか ●第一章:日中戦争から日米戦争へ ●第二章:日中戦争から日英戦争へ ●第三章:日本の戦争計画――いかに収拾するか ●第四章:日米戦争――戦略と政略 ●第五章:ビルマ戦争――最後の日英戦争 ●第六章:後期日中戦争 ●第七章:日ソ戦争――終戦後の戦い ●終章:「複合戦争」の遺産 ●おわりに:戦争の「多面性」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

27
日中戦争、東南アジアでの日英戦争、満州・千島列島などの日ソ戦争を複合的に捉え、大東亜戦争から日本の失敗の本質を読み解く1冊。中国との泥沼戦、海空軍の戦力が問われた米国との太平洋の島嶼戦、アジアの運命を変えた英国との北ビルマの山岳戦、苦難の大逃避行を強いたソ連との満洲戦が同時並行的に進行して相互に影響し合い、日本を疲弊させて、陸海軍の並立、更新困難な国防方針、資源不足といった構造的欠陥に加え、外交のナイーヴさが招いた日中戦争の早期収拾失敗が最終的に四大国を敵に回す結果を招いたという指摘は興味深かったですね。2026/08/17

安藤 未空

4
日中戦争の終結を目指した結果が、米英ソとの戦争につながった。太平洋戦争の空襲や原爆のインパクトが強すぎて、日中戦争に対する認識が薄かったことに気づかされた。 盧溝橋事件のその後の展開が異なっていたら、日本は英米ソと戦争をしなかったのか、あるいはもっと大きな「時代」というリヴァイアサンに飲み込まれてしまっていたのか。歴史にifはないけれど、ifの想像は絶えずに湧き上がってくる。 でも何より、日本人は過去を教訓としてもっと活かすべきだと感じた。2026/08/17

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