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内容説明
意見の違う部下を潰そうとしてくる上司、依存しながら攻撃してくる後輩、上司と先輩で言うことが真逆――。このような重層的なストレスが常態化した現代の職場は、従来のメンタル対策だけでは乗り切れない。「限界職場」を生きる私たちには、危機を前提にした戦略が必要だ。折れにくい心の育て方、状況を無理なく望む方向へ近づける技術、相手の反発を招かず提案を通す言い回し、信頼を築き対立をほどく方法……。旧ユーゴ紛争や原発事故、新型コロナウイルス感染症危機などの緊急事態対応を支援してきた保健学博士が、自分を守りながら現実を動かすための具体的な行動指針を解説する。
目次
はじめに
第一章 関わりにくさの背景を理解し、対応策を考える
第二章 難しい場面での意思決定
第三章 意見や価値観の異なる相手とのコミュニケーション
第四章 困難を乗り越える力を育む
第五章 自分を望む人生に向けて行動する
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
22
重層的なストレスが常態化した「限界職場」を生きるためのサバイバル術を考える1冊。意見の違う部下を潰す上司、依存しつつ攻撃してくる後輩、指示が真っ向から食い違う先輩と上司がいる職場は、もはや例外でなく日常になりつつある状況を踏まえ、緊急事態対応の知見を職場に応用する形で、「折れにくい心」や「状況を動かす技術」を取り入れ首尾一貫感覚を高めて、合意形成していく具体的なステップとして紹介していて、自分を守りながら現実を変えていく姿勢が、現代の働く人にとって必要なサバイバル術となりつつあることを改めて実感しました。2026/08/12
ta_chanko
17
迫害や内戦の最中にあっても、困難に負けず、希望を失わずに生きている人たちがいる。大きすぎて自分の手に負えない問題に翻弄されるのではなく、自分が関われる身近で小さな問題に向き合うことで、「できる」「わかる」「やるぞ」といった自己肯定感や首尾一貫感覚(SOC)を実感することが大切。中長期的に考えること、自分自身の思考・感情・感覚・経験などについてジャーナリングすることも大切。2026/08/15
黒頭巾ちゃん
3
▼困難な状況下でも どうしたら健康を保ちながら生き抜くことができるのかを 心理学的アプローチからいくつか 掲載している▼自分の感情や起こった出来事を書く ジャーナリングはすぐ使えそう2026/08/13
於千代
3
「緊急事態リスクコミュニケーション」の専門家が書く、職場での生き抜き方。「自己正当化力は高いが共感力が低い」タイプや「依存しながら攻撃してくる」タイプなどとの付き合い方を具体的に論じている。さらに、ダイヤモンド・プリンセス号での事例をもとに意思決定の仕方やコミュニケーションについて述べ、自己肯定感を高めるためのジャーナリングを勧める。ジャーナリングは始めては飽きて中断することを繰り返しているが、やはり続けた方が良いのかな、と改めて感じた。2026/08/12




