内容説明
終わりなき戦い、その最前線がここに。
発症する人としない人を分けるものは何か――
二人に一人ががんになる時代の必読書。解説:仲野徹
「たばこはがんの主要な原因である」。1964年の報告書は、巨大なたばこ産業と公衆衛生をめぐる長い戦いの幕開けとなった。一方、研究者たちは遺伝子の中にがんの原因を探り続ける。なぜ正常な細胞は怪物へと変わるのか。なぜ転移は起こるのか。なぜ同じ変異を持ちながら発症する人としない人がいるのか。免疫療法の進歩、検診をめぐる新知見、PM2・5やPFASなど環境因子の発見を経て、発症を左右する要因の解明へと、現代医学は大きく踏み出している。第七部「病の皇帝の新しい旅」が追加された決定版。



