内容説明
☆2023年本屋大賞受賞作 シリーズ最新作☆
第20回本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』続編
花火のように煌めいて、
届かぬ星を見上げて、
海のように見守って、
いつでもそこには愛があった。
ああ、そうか。
わたしたちは幸せだった
のかもしれないね。
『汝、星のごとく』で語りきれなかった愛の物語
「春に翔ぶ」--瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原が秘めた過去。彼が病院で話しかけられた教え子の菜々が抱えていた問題とは?
「星を編む」--才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの。
「波を渡る」--花火のように煌めく時間を経て、愛の果てにも暁海の人生は続いていく。『汝、星のごとく』の先に描かれる、繋がる未来と新たな愛の形。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
カピバラKS
97
●「汝、星のごとく」の前日譚かつ後日譚だ。●前著「汝、星のごとく」が心を貫く速球本格派の王道恋愛小説なら、本著「星を編む」は心を揺さぶる変化球技巧派の変則恋愛小説だろう。両作趣は異なるが、本著は前著のネタバレ本でもあり、前著と合わせて読みたい。●ところで、本著のテーマの一つに「夫婦における仕事と養育の両立の難しさ」があるように思う。著者は解答を模索しつつも、スマートな正解を見出すには到っていないように見え、そのことが、このテーマの難しさを浮き彫りにしているようであった。2026/10/07
サンダーバード@怪しいグルメ探検隊隊鳥
89
【2026-144】『汝、星のごとく』のサイドストーリーであり、続編でもある短編集。「春に翔ぶ」は、櫂と暁海を見守り続けた北原先生と、その娘・結の秘められた過去。タイトル作「星を編む」は、櫂と尚人の作品を世に送り出した編集者達の物語。そして最後は、櫂亡き後の北原先生と暁海の穏やかな大人の恋。いずれも前作を補完し、その世界を大きく広げてくれる物語だ。もちろん前作ありきではあるが、これ単独でも十分楽しめると思う。確かに暁海にとって、櫂は夜空に煌めく花火であり、北原先生は静かで穏やかな海だったのだろう。★★★★2026/11/02
たかぃ
89
感動ぁぢ(´TωT`) ▼汝、星が如くの続編。北原先生の過去と結の生ぃ立ち、植木さんと二階堂さんの未来、暁海と北原先生の未来ぉ補完する3篇。どれも良ぃ話。 ▼みんなの中に青埜櫂がぃる中、最後に暁海が ーーーああ、櫂 と想ぃぉ馳せ、櫂の手を探すシーンゎボロ泣けた。前作の ーーーああ、暁海 と重なる想ぃ。ゃっぱり櫂に生きてほしかった。暁海と結ばれてほしかった。切なすぎるょー(´TωT`)2026/07/24
真理そら
70
『汝、星~』のスピンオフ。こんなに贅沢なスピンオフを書いてくださってありがとうございます、という気分で読了。北原先生も相当拗らせ系キャラだったことに驚く読者である。罪悪感を減らそうとしてあげる優しさをそんな形でしめされましても…。2026/08/23
ぽのぽの
68
【物語は不思議だ。内容は同じなのに、自分の気分や状況によって胸に残る場面や台詞が変わる。】第3章「波を渡る」の中の一文。はっと息を呑んだ。今まさに私はそういう気持ちでこの本を読んでいたから。今回、文庫版での再読。櫂に携わった編集者たちの物語「星を編む」が胸に刺さった。泣いた。前に単行本で読んだ時は、暁海と北原先生の物語に興味が集中していて、こんな気持ちにはならなかった。仕事・家庭・恋愛・友情、その狭間で奮闘するふたりの編集者たちの物語に改めて感動。この結婚観は『多類婚姻譚』に繋がっているように思えた。2026/08/01
-
- 電子書籍
- 僕らはまだ、臨床研究論文の本当の読み方…
-
- 和書
- 金融法務対策新債権法




