ハヤカワ文庫NF<br> 奇怪動物百科〔新版〕

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ハヤカワ文庫NF
奇怪動物百科〔新版〕

  • 著者名:ジョンアシュトン【著】/高橋宣勝【訳】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 早川書房(2026/07発売)
  • 澄みわたる秋空!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~11/8)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150506261

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内容説明

近代以前、世界はヘンな生き物で満ちていた!
ケンタウロス、ドラゴン、フェニックス……
幻獣・怪獣の図版を100点以上収録!
「われらの幻想博物学を、先端科学みたいにまじめに研究したいなら、本書こそ欠かせない。いくら信じがたい話でも誠実に記述すること、尋常でないからだ!」
荒俣宏(博物学者)推薦

「本書を座右において、妖怪やもののけにも通じる人間の想像力とその脅威にかたとき心を遊ばせ楽しまれますように」
山本貴光(文筆家・本書解説)

イタリアの都市を血の海にした怪鳥、レタスを食べて健康になるドラゴン、自分の大足で日陰を作り涼む人、英国軍艦が遭遇した巨大海蛇……。 

アリストテレスやマルコ・ポーロなど、知識人たちが信じた「常識」を蒐集した驚異の動物誌。古今のファンタジー作品の源流ともなった幻獣・怪物たちを、多数の図版とともに収録。人類の逞しすぎる想像力が、いまよみがえる。

登場するヘンな生きものたち
人間/アマゾン/ピユグマエイ/巨人族/オランウータン/サテュロス/スフィンクス/サル(類人猿)/マンティコラ/ラミア/ケンタウロス/ゴルゴン/一角獣(ユニコーン)/サイ/クズリ/熊/狐/狼/狼人間/羚羊/馬/ものまね犬/猫/ライオン/レオントフォヌス/ペガサス/クロコッタ/レウクロコタ、イエイル、後ろへ進む牛/スウ/植物ヒツジ/キマイラ/ハーピーとサイレン/フジツボ・ガン/不思議な卵/月の女(ムーン・ウーマン)/グリフォン/フェニックス(不死鳥)/ツバメ/イワツバメと足のない鳥/ヤマシギ/ハクチョウ/アレ、アレ/ヤツガシラとタゲリ/ダチョウ/カワセミ/ペリカン/ナイルチドリ/羊毛めんどり/二つ頭のガン/四足アヒル/人魚/鯨/《海の修道士》と《海の司教》/海牛/海馬/海鼠/海莵/海豚/セイウチ/メカジキ/ノコギリエイ/オルカ/イルカ/イッカク(一角)/スワムフィスク/サハブ/キルコス/コバンイタダキ(コバンザメ)/サメ/海のドラゴン/アカエイ/クラゲ/海綿/クラーケン/エビとカニ/海蛇/蛇/ボア/ヒュドラ/ワームとドラゴン/ワニ/バジリスクとコッカトリス/サラマンダー/ヒキガエル/ヒル/サソリ/アリ/ミツバチ/スズメバチ......

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Shun

26
近現代の科学以前、古代より人々は空想上の奇怪な生き物の存在を信じてきた。神話と似非科学の産物で生まれた奇怪な動物たちを本著者は様々な文献を当たり本書に収めた。挿絵も多く、それら摩訶不思議な形状の動物たちがどのような書物で語られてきたのか、その歴史も大変興味のそそられる内容であった。いくつかの動物の各部位を持ち寄って合成したキメラ系や、動物の体に人面(またはその逆)、さらに植物から羊(?)が生えた植物羊といったユニークなものまで、これら多種多様な奇怪動物は他にも蒐集の手を広げれば本書だけでは収まりきるまい。2026/07/16

XX

9
原書はプリニウス「博物誌」、アルドロヴァンディ「怪物誌」、マルコ・ポーロ「東方見聞録」等々を参考文献とし1890年に英国で出版された労作。クラシックで奇想天外な挿絵(どうやら多くを著者が模写したらしい)も豊富に、実在の動物やそれが伝聞の過程で似ても似つかぬ生き物になったもの、伝説・嘘・勘違いから空想された動物が入り混じって賑やかに。実在する動物については、挿絵は奇妙でトンデモ解説でありながらも一部は意外に正確な描写もあったりして面白い。ヒュドラの正体は実はタコなのかもという指摘にはなるほどねと思った。2026/09/29

TI

8
想像上の動物や実際の動物などの絵とそれに対しての説明の本。書かれたのが昔であり絵もすごいのが多い。それを楽しむ本。2026/10/24

ふゆきち

3
思いのほか現実的なところもある、科学的な見方が発展していなかった時代の図鑑。レタス汁でお腹を整えるドラゴンなど、今見るとなんだか微笑ましいところも。2026/09/22

くろう

2
紙上の動物園、綺想の動物園へようこそ。何から始まるのかわくわくしながら頁を捲ると、まずは人間から始まる。人間て奇怪なの?と読んでいくとあまりにも奇怪でたまげる。世界各地で記録された、嘘か誠か分からない動物たち。証言者は「いました」と断言しているが、冷静に考えてみると・・・と突っ込まれていたり、あの人はこう言ってこの人はああ言ってる。みたいな色んな名前も出てくる。イラストがどうやら模写らしいのもすげぇ。一つ一つ丹念に調べあげ、描き上げ、だからこそ著者の言葉が面白おかしく感じるのかも。2026/11/02

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