内容説明
福島第一原子力事故の「全容」を解明――。
原子力発電と原子力安全の専門家である著者が、東京電力福島第一原子力発電所事故の全容解明に挑む一冊。事故後、一貫して向き合ってきた全容解明に向けた考察が、ついに完遂します。
これまでの著作の考察では、1号機の挙動は「推測」の域を出ませんでした。しかし、東京電力が公開した原子炉内部の写真により、1号機でも凄まじい「ジルカロイ・水反応(燃焼)」が起こり、炉心溶融と水素爆発に至った経緯が裏付けられました。
本書では、1号機の事故プロセスを精緻に再現。推測を確信へと変え、複雑なメカニズムを解明します。
また、事故から得た教訓を今後の原子力利用にいかに生かすべきか。長年、原子力安全に携わってきた著者が思いの丈をつづります。
目次
目次
序文
第1章 炉心溶融について
第2章 水素爆発の検討
第3章 格納容器内部の機器配置の説明
第4章 1号機の事故経緯
第5章 東電写真の謎解き
第6章 ジルカロイ燃焼で溶融した原子炉たち
第7章 今後の原子力安全を考える
謝辞



