ニーチェ入門講義

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ニーチェ入門講義

  • 著者名:仲正昌樹【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 作品社(2026/06/24 配信開始予定)
  • 夏至&父の日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/21)
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  • ISBN:9784861828935

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内容説明

ニーチェがかけた呪いとの格闘の歴史こそが、現代思想そのものであった。「(権)力への意志」「アポロン的/ディオニュソス的」「真理(への意志)」「価値(の転倒)」「超人」「正午」「永劫回帰」「重力」……、その“何か根源的だけど、簡単には言い表せない”思想の深淵をじっくりと覗き、テクストを熟読玩味の上、徹底解説。きちんと学ぶための新たなる道標。

下手によむと痛い目にあう「厨二病」の源泉/ポストモダンの原点を攻略。誤読を防ぎ、「使い方」を学び、その本当の“凄み”を析出する!

ニーチェの概念は、文脈によって全く正反対のことを指しているようで、理解しにくい。断言調で書かれていることもあって、一度分かったつもりになっても、しばらく読み進めると、別の文脈で全然違った意味合いで使われているように見えてきて、だんだん分からなくなる。様々なタイプのレトリックを使うので、同じことを異なった角度から語っているのか、アイロニーなのかさえ分からないことがしばしばある。
(…)ハイデガーやデリダのようにニーチェに拘る――ニーチェ以上に何を意図して書いているのか分からない――思想家たちに言わせれば、ニーチェが難解なのは、私たちにとってあまりに自明に見えて、その実よく分かっていないので、どこから手を付けていいのか、何を起点にしていいのか分からない問題に対して、分かっているふりをしないで、先がどうなるか見えないまま、果敢に取り組んだからだ、ということになるだろう。(本書より)

【著者プロフィール】
仲正 昌樹 (ナカマサ マサキ) (著)
1963年広島生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。 現在、金沢大学法学類教授。専門は、法哲学、政治思想史、ドイツ文学。古典を最も分かりやすく読み解くことで定評がある。また近年は、あごうさとし構成・演出の数多くの演劇に、ドラマトゥルグを担当し自ら訳者を演じるなど、現代思想の芸術への応用を試みにもかかわっている。・主な著作に、『新版 集中講義! アメリカ現代思想』(NHKブックス)など。・主な編・共著に、『政治思想の知恵』『現代社会思想の海図』(ともに法律文化社)。最近の主な翻訳に、ハンナ・アーレント著 ロナルド・ベイナー編『完訳カント政治哲学 講義録』(明月堂書店)など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Go Extreme

3
https://claude.ai/public/artifacts/fab943f2-9f5f-426b-a63b-8cfb830b711d 2025/06/26

great reset

2
"道徳の系譜" 我々の良心の呵責や禁欲主義的傾向は侵略され本能を捻じ込められた結果起こっている。それならば①常識を疑わなければならない②しかしそれらは捻じ込められている故に容易には乗り越えられない③しかし我々に力への意志、成長を望む意志がある限り希望はある④善悪や正義や法と言った人間を構成する基本概念について、発生時と現代とで乖離がある事を系譜学が明らかにしたが、将来においても抑圧者と抵抗者のせめぎ合いによりその意味は変わり続ける。個々の実践、例えば保護犬活動、によっても人間の構造は変わり得る。2025/06/23

かんちゃん

2
これまで読んでいて、さっきまで肯定的に評価していたものを貶したり、同じ言葉を違う意味のように使っている(気がする)ことから、「何か言っているに違いないが分からない」経験を何回かしたニーチェ。 本書のおかげで、そもそも読む前提になる知識がいろいろ必要であったことと、自分自身が言ったことを皮肉るようなスタンスで書かれていたこと、禁欲主義的ニヒリズムとなんとか戦おうとしていたことを前提にすると、もう少し読めそうな気がした。2022/10/10

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