内容説明
【電子特典 掌編付き!】
後藤隊長が寿司屋に――!? 「機動警察パトレイバー」正統(?)続編
あの日から30年、元・特車二課第二小隊隊長・後藤喜一は、寿司屋になっていた!?
後藤が、熱海で営む小さな寿司屋。
店にたむろする愛すべき常連たちと、そこを訪れる旧・特車二課の面々。
遊馬、野明、太田、進士、山崎、香貫花……そしてあの人も――
彼らは何を語るのか――?
――――――
熱海の路地の先にある小さな寿司屋。
日本有数の温泉地――熱海駅から徒歩3分ほどの路地裏の店だ。
ネットにも情報はほとんど載っていない。
駅近くの場所とはいえ、かなりわかりにくい。目印となる店の看板はない。
店の前に出された、さほど大きくもない黒板に店名が記されているだけで、
その情報からここが寿司屋である、とかろうじてわかるだけである。
――店主は半眼に閉じたような眠たげな目を向けた。70を少しすぎたくらいだろうか。 ふんだんにある頭髪は見事に白く、やや猫背で威勢のよさは微塵もない。
「うちはマグロもサーモンもありません。どっちもこのあたりでは揚がらない魚なんで、地のものしか扱ってないんですよ。すみませんね」
言いながら、客を見ることもなくまな板を拭いている。
(第一話 「店の名は」 より )
電子特典掌編「ウサミミさんの場合」収録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
24
後藤さん、南雲さん定年退職じゃ無いんだ。そうなるとゆうきまさみさんの世界線とは違う流れになるか。EZYの物語とリンクしてるから読んでいて楽しかった。遊馬、野明、太田、香貫花、進士、ひろみ、そして南雲の今後がわかる。表紙の後藤さんも良い感じに歳を取ってるな…2026/06/25
杳
4
読んで、しみじみするのだろうか……と思いながら読み始めた。読み終わって、しみじみとあの埋め立て地の特車二課の光景を懐かしく思い出していた。2026/06/26
トギエモン
3
機動警察パトレイバーのメインキャラクターであり、主人公たちが所属する特車二課第2小隊の隊長だった後藤喜一の後日談を描いた作品。企画者の1人でありシリーズ構成を務めた伊藤和典氏が書いている。パトレイバーファンとして予約して発売日に読んだ。 ファンだから買ったが、正直不安があった。最近パトレイバーの新作が公開されているものの、まだ鑑賞できていないし、「今さらパトレイバーをやる意味があるのか」と考えてしまう。2026/06/26
利根川コナン
1
この作品こそaudibleで配信してほしい。アニメ版パトレイバーに出演していた声優の方を起用して2026/06/27
チョビ
0
後藤さんが韜晦している!それだけで嬉しかったのですが、あの頃のそれぞれが、それぞれの年月を経てしっかりと生きてきたのが垣間見れて感無量。 モノガタリの後で登場人物達が歳を重ねて生きてきたのがわかる、それだけで世界の奥行きがグッと深くなってどこかにみんないるんじゃないかと思わされてしまいました2026/06/27




