ミステリ・フロンティア<br> 終着駅で待ち合わせ

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ミステリ・フロンティア
終着駅で待ち合わせ

  • 著者名:真門浩平【著】
  • 価格 ¥1,799(本体¥1,636)
  • 東京創元社(2026/07発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784488020316

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内容説明

仕事のストレスから過食に悩む大野由佳は、かつての同級生に紹介された向井という男性から、明晰夢を操作する方法を学ぶことになった。疑いつつも教えを実践した由佳は、夢の中で思い切り食べることで、食欲を抑えることに成功する。数ヶ月後、向井の教え子たちが集まって勉強会を開催中、滞在先のコテージで殺人事件が発生。その晩に由佳が夢の中で見た本には、犯人の名前が書いてあり…… (「夢落ち」)。日常を出発し、思いもよらぬ結末に行き着く全五編を収録した、新鋭による独立作品集。/【目次】各停十三駅分の帰り道/非運の死/天森町は今日も雨/夢落ち/写真には写らない

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さっちゃん

49
急行一駅分だけあえて普通に乗り換えた理由は…「各停十三駅分の帰り道」、兄の事故死を受け入れられない母と妹を説得するには…「非運の死」、6年間も雨が降り続ける町で傘を置き忘れた理由は…「天森町は今日も雨」、夢を操作する勉強会で殺人事件が…「夢落ち」、デート中に彼女が急に帰ろうと言った理由…「写真には写らない」の5編。/日常の謎から殺人まで、どれもハイレベルな独立短編集。熊本地震があり「悲運の死」は特に共感できるし胸に刺さった。マイベストはツイストの効いたラストがニクイ「夢落ち」。夢のコンビニは羨ましいな笑。2026/08/05

みいやん

7
この作者さん2冊目。前作同様、日常の謎がおもしろかった。殺人のからむ「夢落ち」は 図解が少々興ざめ。2026/08/23

ふくちゃん

6
ミステリは好きですけど刺激に弱いので相変わらず歓迎する作風です。日常風景から次第に謎解きへ流れてゆくのも。今後もこの路線でお願いしたいです。短編ですけど、要するにこういうことだろとエッセンスを抽出したものでしょうか。長編は要らない、かな。♤2026/08/11

いなりもち

6
日常の謎から特殊状況の謎から殺人事件まで多種多様なミステリ5篇収録!忖度なしで全篇傑作!一見ライトなストーリーから繰り広げられるのは、多重解決も交えた精緻な謎解き!その先に"優しさ"が浮かび上がる展開は読んでいてとても心地いい~それだけにとある話の悪意が脳に染み付いてます…改めて、自分は真門浩平先生の謎解きの部分に着目しすぎていたなと…この人の書く何気ない青春の1ページが最高に好きだ…「各停十三駅分の帰り道」「悲運の死」「夢落ち」が特に好き!終着駅で待ち合わせというタイトルの意味を噛み締めたいと思います…2026/07/30

マヌヌ2号

5
終着駅で待ち合わせってどゆことさ。終着駅ってことは電車から降りるよね。待ち合わせてるのは会いたいヤツか、そうでないヤツか。ともかく、待ち合わせた人たちは、改札を通って駅の外に出ていくわけだ。本作の収録作は、すべて駅から出ていく話だと思う。この駅ってのはホントの駅でもあり比喩でもある。みんな帰る場所があって、長いことガタンゴトンと電車のなかで揺られて、待ち合わせた誰かと帰っていく。日は暮れているだろう。外の街灯はきっと明るい。無事に帰れてよかったじゃん、と過ぎ行く背中に声をかけたくなる。そんな短篇集でした2026/08/03

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