内容説明
ハロウィーンの晩。27歳のジェットは、何者かに殴打されて意識不明となってしまう。緊急手術を行い2日後に目覚めたものの、医師によると、彼女の脳内には確実に動脈瘤が形成されると考えられ、いずれ破裂して死に至るという。手術はほぼ不可能。余命1週間を宣告されたジェットは死ぬまでに自分を襲った犯人を見つけると誓い、幼なじみのビリーと調査を始める。だが、容疑者は身近な人物ばかりで……。究極のタイムリミットに挑む探偵役が、必死で謎を解き明かしていく。『自由研究には向かない殺人』の著者が放つ、圧巻の犯人当てミステリ!/解説=上條ひろみ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ナミのママ
70
けなげ、そしてなんて愛おしい2人だろう、ジェットとビリー。理由もわからずいきなり襲われて、脳動脈瘤のため余命1週間を宣告された27歳のジェット。この1週間をフルに使おうと、犯人探しを始める。相棒は幼なじみのビリー。少しずつ不自由になっていく体、進展しない犯人探し。それだけでも手に汗を握る展開なのに、ひたむきさが加わり、全身全霊で応援してしまう。タイムリミットまであとわずか。今作も600ページを超えるが一気読み、暑さを吹き飛ばす面白さだった。2026/07/28
糸巻
23
約1年ぶりに出版されたホリー・ジャクソンさんの最新刊。ハロウィンイベントから帰ったジェット(27歳女性)は何者かに頭を凶器で殴られ重傷を負う。意識は戻ったがその傷が原因となりあと1週間で死んでしまうという。タイムリミットが迫るなか幼馴染のビリーと共に自分を襲った犯人を探し始める…。いや~強いわ今作の主人公も。思い立ったら犯罪行為も辞さない行動力、警察だろうが目上の人だろうが遠慮ないもの言い。1週間で犯人まで辿り着くのか、本当に彼女は死んでしまうのか。ハラハラし通しだった。後味は悪いけど面白かったな。2026/07/15
ばんだねいっぺい
19
本を閉じるときにふぅっと歎息をもらすタイプの物語。各人物たちの成長も描かれており、それは、寛容さが鍵となり繋がってゆく。いかんともしがたい悲痛さが伴うので人を選ぶかもしれない。2026/07/29
紫スカートのおっさん
19
🕰️✖️7day 🔨✖️1 🕵️✖️2 🧑🧑🧒🧒✖️1 👮✖️2 👩✖️1 🥸✖️1 🛻✖️1 🍪✖️1 💊✖️🧂🔥✖️🏢 👩🦰✖️☠️ ✉️✖️5 🐕✖️1 🔫✖️👨2026/07/25
Katsuto Yoshinaga
15
久しぶりの徹夜一気読み。ジェットは、ハロウィーンの夜に何者かに後頭部をハンマーで殴られ、成功率10%の手術をするか余命一週間かの選択を迫られる。一週間で犯人を探すと誓った彼女は、自身の家族を中心とした町の人間関係の秘密に翻弄されつつ、幼馴染のビリーと共に犯人探しに奔走する。鋼のメンタルの持ち主であるジェットの行動と言動は、独善的でまるでジャイアン。しかし、そんなことを感じさせない爽やかさと切なさがある。タイムリミットがあるサスペンス感、謎解きの面白さ、バディストーリーとしての出来、全てが良かった。2026/07/29
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