内容説明
ミステリは、建築でできている。
密室、鍵、窓のない部屋、孤島の洋館、回る建物、謎の建築家……奇怪な難事件の舞台には、これまた不思議な建築が登場することがしばしば。
本書ではこうしたミステリあるあるなシチュエーションや仕掛け、建物を読み解くキーワードをとりあげ、一級建築士がまじめに考察!
◎密室は実在する?
◎建物が動くなんてありえない?
◎隠し扉は本当につくれる?
この本を読んだあなたが次にミステリを読むとき、「今、主人公があけた扉は外開きか、内開きか?」「密室に使われていた鍵はなんだろう?」と、気になって仕方なくなってしまうでしょう。
もしかしたら、間取り図を見るだけでトリックに気づけるようになるかも…!?
身近な建物に潜む”謎がかくれる死角”を見つける力が身に付く、ミステリ好きに捧げる、ミステリの新しい楽しみ方ガイドです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
サトー
2
どちらかと言うと建築とは?の要素を現代の法律に合わせて真面目に解説してくれている本。 タイトルで勝手に空想科学読本みたいに、ミステリに出てくるこの建築を実際にやると崩壊しますよとか犯人も死にますよとかそんな本を期待してしまっていたら違った。笑 誰かそんな本も出してくれないかな。2026/06/01
c3pomotohonzuki
1
密室、動く建物、秘密の部屋、消失、孤島や山奥の建物など、ミステリ的な要素を建築の知識で解説。 現実的な観点からの分析や、見取り図の建築的な見方まで。 これから館ものをより楽しめそう。 「この秘密の空間は合法的につくれます」2026/06/20
伊緒
0
密室や消失トリック、クローズドサークルなど、建築にまつわるミステリのトリックを、建築基準法や資材といった現実的な観点から解説した本。かわいいイラストが多く、専門知識がなくても読みやすい。現実には様々な制約がある一方で、極端な話、お金さえあれば実現できてしまう建築もあるのかも…と思った。クローズドサークルでのインフラや水の確保の難しさも興味深い。技術の進歩が新たなトリックを生む余地になるのも面白かった。2026/06/20




