内容説明
源頼朝を支えた重臣の一人。源平合戦で武功をたて、和歌や連歌の教養もある有能な人物だが、源義経や多くの御家人を陥れて失脚させた。屋島合戦の逆櫓(さかろ)論争など、義経との対立が後世の物語で描かれ、同時代の古記録にも悪評が書かれるなど、敵役(かたきやく)・悪人のイメージが根強いが、実像には謎が多い。相反する評価を丁寧に確認し、等身大の景時に迫る。
目次
梶原景時の人物像を探る―プロローグ
梶原景時の生涯
経歴不明の前半生
御家人としての活躍
家族
転落と最期
幕府内での梶原氏
景時はどう評価されたか
『吾妻鏡』の評価
讒者
捏造された悪事
悪人ではなく
景時の教養 和歌・連歌
和歌
連歌
頼朝と景時
物語の中の梶原景時
揺れる景時像
悪役としての景時
庇護者としての景時
時代を超える景時像―エピローグ
あとがき
参考文献
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