内容説明
源頼朝を支えた重臣の一人。源平合戦で武功をたて、和歌や連歌の教養もある有能な人物だが、源義経や多くの御家人を陥れて失脚させた。屋島合戦の逆櫓(さかろ)論争など、義経との対立が後世の物語で描かれ、同時代の古記録にも悪評が書かれるなど、敵役(かたきやく)・悪人のイメージが根強いが、実像には謎が多い。相反する評価を丁寧に確認し、等身大の景時に迫る。
目次
梶原景時の人物像を探る―プロローグ
梶原景時の生涯
経歴不明の前半生
御家人としての活躍
家族
転落と最期
幕府内での梶原氏
景時はどう評価されたか
『吾妻鏡』の評価
讒者
捏造された悪事
悪人ではなく
景時の教養 和歌・連歌
和歌
連歌
頼朝と景時
物語の中の梶原景時
揺れる景時像
悪役としての景時
庇護者としての景時
時代を超える景時像―エピローグ
あとがき
参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
6
様々な史料をもとに梶原景時の実像を探る。 景時の子どもについても触れている。 2026/08/02
ハイハイ
3
最近はアンチミステリーで有名な小説を主に読んでいた。本書は梶原景時と言う、悪役として有名だがほとんど資料がない人物の実像を、何とか再現しようとする。それは犯人が誰かが示されないまま終わるミステリーの真相を何とか推理しようとすることに似ていて、推理小説のように読むことができて面白かった。前に「源義経の合戦と戦略」を読んで、義経についてのイメージが大きく変わったが、同時に頼朝の印象も大きく変わった。本書も同じように、景時の印象が新たになるとともに、頼朝への印象も変わったように思う。 2026/06/20
-
- 電子書籍
- 【特装版】悪女の私を処刑した騎士団長に…
-
- 電子書籍
- 死贄様 【連載版】12 BC
-
- 電子書籍
- 鉄道150年 復活の条件(週刊エコノミ…
-
- 電子書籍
- スキーグラフィックNo.486
-
- 電子書籍
- 世界最先端のマーケティング 顧客とつな…




