内容説明
星架さんの母・麗華さんが倒れた。幸い、大事には至らなかったものの、この件をキッカケに、膠着していた溝口家の状況が大きく動き出す。誠秀さんと麗華さん、ご夫婦の関係に差し込んだ光。そんな折、誠秀さんが僕たちのキャンプの引率をしてくれることになった。僕はそこで星架さんとの交際報告だけでなく……もう一歩、踏み込む覚悟を問われることになる。そして星架さんもまた、麗華さんとの大きな局面を迎え──。二人で過ごした最高の夏、来年もその先も紡げるように。そして大好きな人たち全員と笑い合える大団円へ向けて。夏空の下、僕たちを乗せた自転車はどこまでも走り続ける──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
15
星架の母・麗華が倒れたことをきっかけに大きく動き出した溝口家の状況。そんな状況で彼女の父・誠秀が引率するキャンプに出かける第4弾。星架の母親が過労で倒れた緊急事態で的確にフォローしてくれた康生。その頼もしさに星架が本気で惚れ直す様子も微笑ましかったですが、そこから別居状態だった星架の両親の関係を2人で少しずつ溶かしていく展開で、父への交際報告や星架が母親に向き合い、親友たちも協力して両親の関係を取り持つために奔走する姿もなかなか良かったですね。幸せな未来を垣間見せてくれた物語を最後まで読めて良かったです。2026/06/20
-
- 和雑誌
- 教育展望 (2026年6月号)




