失われたヘゲモニー - 融解する右派、空洞化する左派

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失われたヘゲモニー - 融解する右派、空洞化する左派

  • 著者名:木下ちがや
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 花伝社(2026/06発売)
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  • ISBN:9784763422248

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内容説明

組織民主主義とポピュリズムの攻防を超えた、新たな中道政治の条件を探る

戦後日本を支えてきた保守とリベラルの均衡は、第二次グローバリゼーションの終焉とともに、ついに解体した。右派は安倍政権の終幕を経てポピュリズムへと傾斜し、リベラルは基盤を収縮させることで、いずれも政治支配の力を失っていく。ヘゲモニーなき「時間かせぎ国家」にシフトした現代日本における、新たな国民統合とヘゲモニー再生の条件を歴史的に考察する。

現代日本政治の空白に、統治のリアリズムを取り戻す

◎討論:中北浩爾(政治学者/中央大学法学部教授)

目次

序論
第一章 ヘゲモニーの危機  
第二章 右派の分解     
第三章 左派の解体     
第四章 戦後民主主義からポピュリズムへ
第五章 失われた政治支配
第六章 結び――再建の条件
討論:中北浩爾×木下ちがや「組織民主主義 対 ポピュリズム」
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろ

1
自民党型、あるいは保革対立を基軸にした戦後型の統治能力そのものの喪失、そして日本におけるポピュリズムの台頭について説明している。かつて連合や共産党が進めた階級闘争がグローバリズムにより無効化され、その“中間”をまさに参政党が担ったというのはその通りだと思う。また、ナショナリズムが持つ同胞感覚を、左右対立をむしろ温存しつつも再分配の根拠として復活させよという主張にも首肯する。これは排外主義の肯定ではなく「私たち」とは何かという合意形成の問題である。2026/06/25

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