出版社内容情報
日々の仕事の中に、「この業務、なんでこんなに非効率なやり方を続けてるんだろう……」と思うものはありませんか?
この質問に「ない」と答えられるビジネスパーソンは幸せ者です。
問題は、【そんな幸せ者など、この国のどこにもいない!】という現実です。
企業の内部には、無駄や非効率が山積しています。
・かつては合理的だった業務でも、目まぐるしい技術変化に対応できず、また担当者も不明になってしまい、10年以上も時代遅れのつくり方を続けている。
・なんのために開いているのか参加者の大半がわかっていないのに、やめようと言い出して上に目をつけられるのも怖いから、惰性で開催され続けている全体会議。
・不正防止や社内コンセンサス確保のためという大義名分に逆らえず、いつまで続けるつもり? のハンコ行脚 などなど……
そんな企業内部のさまざまな無駄や非効率は、ときどき意識的に削ぎ落としてやることが必要です。
さもなくば、神経質な人の「念のため」を満たすため、会社の業務は際限なく膨張していき、高コストで利益を生みにくい企業体質に変質してしまうでしょう。
本書は、オフィスの業務効率化を専門とするコンサルタントが、日々、仕事のコスパやタイパを悪化させる無駄・非効率を具体的に「削る」ための視点や、TIPsを多数紹介する1冊です。新しいアプリの導入や特殊な技術、あるいは大げさな社内稟議は不要で、誰でもすぐに真似できるノウハウを、時間・資料・コミュニケーション・マネジメント・意思決定などさまざまな側面から解説していきます。
上手に会社の無駄・非効率を削ることができれば、あなたの日々の業務から「長年のイライラの原因」が取り去られ、スッキリ満足! 引いては、会社の競争力の復活にも役立つこと間違いありません! あなたはもう、この本を読むしかない!!!
【目次】
第1章 忙しい現場担当者のためのムダの削り方
第2章 終業時間まで手が空かない管理職のための仕事のムダの削り方
第3章 ムダを生んでいる業務プロセスやルールの削り方
第4章 業務プロセスを刷新するプロジェクトでの「削る技術」
【目次】
内容説明
いらなく思える作業にも理由がある。組織の急所を押さえてレガシー業務のアップデートを実現!業務改善ひと筋20年超のコンサルタントが教える―。劇的に仕事を加速するコツ。
目次
第1章 忙しすぎる現場担当者のためのムダの削り方(サマリーページをつけて長すぎる資料を削る;あつかましい問い合わせへの対応時間を削る ほか)
第2章 終業時間まで手が空かない管理職のための仕事のムダの削り方(部下に任せてムダな会議への出席を削る;会議の出席メンバーを削る ほか)
第3章 ムダを生んでいる業務プロセスやルールの削り方(業務を作った当時の前提を削る;もはや「伝統」化しているルールやプロセスを削る ほか)
第4章 業務プロセスを刷新するプロジェクトでの「削る技術」(新しい業務プロセスの決定者を削る;プロジェクトの適用範囲を削る ほか)
著者等紹介
上妻周太郎[コウヅマシュウタロウ]
業務効率化コンサルタント。株式会社ホライズンブルー代表取締役。兵庫県生まれ。高校時代は県選抜に選ばれるほどバスケットボールにのめり込むも、現役で東京大学に合格。同大の大学院修士課程修了後、株式会社東芝を経て、スカイライトコンサルティング株式会社へ入社。バックオフィス(経理・人事・総務など)を専門に、10年以上にわたり多様なプロジェクトに従事。その実績を評価され、最短でシニアマネジャーに昇進、ビジネスユニット長も歴任。2017年に独立し、株式会社ホライズンブルーを設立。現在は、企業支援に加え、若手社員や管理職に向けた「働き方の削り方」のアドバイスも行う。本書が初の著書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




